ジェームス・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男のレビュー・感想・評価
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単調で残念。
歌唱シーンは劇的というより再現、ストーリーも意外と平坦
ソウルミュージックのゴッドファーザー
【J・Bの破天荒で”ソウルフル”な人生を、家族も含めて”きちんと”描き出した作品。】
写真で見れば、ジェームズ・ブラウンとチャドウィック・ボーズマンは全く似ていない。
が、今作冒頭から、その違和感は全く感じなかった。
チャドウィック・ボーズマンが、役作りに(含む独特の足遣いのダンス)相当事前準備をした事は、当時の資料に記載されている。
が、チャドウィック・ボーズマンが、一番気を付けた事が、”物まねにならないように” という部分が良かったのだろう。
ダン・エイクロイド、オクタヴィア・スペンサー、ジル・スコット等がきっちり、脇を固めているのも良い。
今作により、「42 世界を変えた男」とは全く違うチャドウィック・ボーズマンを知った。
この作品後、彼が大ブレイクした事は記憶に新しい。
ミック・ジャガーが今作映画化の原動力になっている事も、少し驚いたが、鑑賞後、納得した作品。
<スーパーミュージシャンはスーパーミュージシャンの魅力を知る。>
<2015年5月30日 劇場にて鑑賞>
JBがカッコよすぎて現実的ではなかったけど
実際にJBが大好きでライブ映像などを若い時からずっと見てきた私としては、JBを演じる俳優さんがかっこよすぎてなかなか入り込めませんでした。老齢の頃のメイク?の方が似せてきてますね。
たまたま先に、インタビューなどのドキュメンタリーっぽい方を見ていたので、違和感があったのかもしれません。
JBの存在は、今でも私の中でとても大きいので、あのお猿さんのような顔で奇声を上げているJBを俳優さんが演じていることはちょっと受け入れがたかったともいえます。JBにしてはカッコよすぎるこの俳優さん!!しかたないですけどねー。
でも、JBに対する愛がたくさん詰まった映画だというのは確かです!
ソウルフルな人生
圧巻のパフォーマンス
JB最高
ギターもドラムだ
ソウル好きぶっている人の義務作品?!
ジェームス・ブラウン
JBと言われても「ゲロッパ」のフレーズしか思い浮かばないくらいだ。
それ程に全く接点がないままであったが、彼の残した音楽を聞くと何故だか心が弾む。体がムズムズする。
じっとしてるのが、勿体なく思えてくる。
そういう事を感じた映画だった。
ソウルミュージックとか、安易にカテゴリー分けしてるけど、そんな簡単なもんじゃないってのが分かった。
他に何もなかったし、出来なかったんだ。
歌う事以外。
そんな事がJBの成長を通して語られてたように思う。
過去を振り返るように紡がれる編集がとても印象的だった。
にしても…最早、憑依といっても過言ではないくらいの役作りには恐れ入る。
あんな足のステップ、振り付けとかすんのかしら?
カウントもクソもない。
ぶっちゃけフィーリングだろうと思うし、監修って立場の人が居たとしても、元のステップがJBの思いつきだろうしな。
コピーしようがない。
声といい、振る舞いといい…眼福でした。
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