悪魔は誰だのレビュー・感想・評価
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この映画です
この映画知りませんでした。しかも邦画の64(ロクヨン)とプロットとトリックが同一で男が女だったり、枝葉末節を変えていますが、しかも間抜けな話で64-ロクヨン- が2016年5月、6月の2部構成で公開で「悪魔は誰だ」の公開が2013年5月なので64-ロクヨン- がパクった様に一見、見えますが64-ロクヨン-の原作小説が2012年10月なので、あきらかに「悪魔は誰だ」がパックってる訳なんです。ようは悪魔はこの映画ですね。
64-ロクヨン- のあれだけ熱い俳優陣がいるのに誰一人文句、言わなかったのでしょうか?当時の状況やこの映画、今知ったので何とも言えませんが、韓国映画、好きなのでオケです。でも今回はパクリ映画なので評価「1」ですね。
真相がわかってからがよい
真犯人がわかってからの展開がよかった。普通だったら、そこで驚いてエンディングになってしまうが、そこからの人間ドラマがいい。
娘を失ってしまっただけではなく、公訴時効が成立したことによって、犯人を刑務所に送る望みが打ち砕かれたハギョンの心情を思うと、一番いい所に着地したのではないかな。
それにしてもよくできてるなこの脚本は。
原題の意味
韓国の原題は「몽타주(モンタージュ)」。
直接的な意味は容疑者の「モンタージュ写真」。公訴時効になった誘拐事件のモンタージュ写真を指している。
もう一つの間接的な意味は、メディアで使われる「モンタージュ理論」を指している(と思われる)。モンタージュ理解とは、複数の映像を組み合わせることで、前の映像がその後の映像に新たな意味(ストーリー)を持たせること。
新たに発生した誘拐事件の犯人は意図的にこの効果を狙っており、最後は別の人物がその「True Story」を完成させる。
不道徳な意見だが、動機は別にして完全犯罪は実行者にとってはひとつの「作品」なのかもしれない。
韓国製サプペンスのなかでは、どぎつい描写は少ないので安心して(?)観れるかも。
落とし前の付け方は疑問が残る
見応えあった。
第二の事件が起こってから少しダラけたように思えたけど、最後まで楽しめた。
何となく今まで観てきた韓国映画からすると犯人はかなりの凶悪犯を期待してたけど、
なかなか犯人には犯人の事情などもあり誰も救われないラストになっていたように思う。
この落とし前の付け方は日本人の感覚からすると、ないなとは思ったけど、被害者の心情からすると仕方ないかなという感じだった。
途中で起こる少年の誘拐未遂みたいなのは何だったのだろう?
なるほど、上手い。
なぜか韓国警察は常にマヌケな位置です。
今回そのお陰で丸く収まった感じです。
あれやこれやと予想しながら見てましたが
まんまとやられました。
確かに突っ込みどころもありますが、
それを上回る展開の上手さで納得させられました。
ストーリーとしては、とにかく不幸の連鎖で悲しくやるせない限りです。
悲しみの連鎖
悲劇の連鎖が生み出した悲しい事件でした。伏線が最後に回収されていく様は見事、15年前の時効を迎えた事件が再び、同一犯なのか模倣犯なのか、二重構造の事件が明かされたとき、泣けました…サスペンスで泣かされるとはね。傑作ですね
本格ミステリ
前半の時効寸前にわずかな手がかりから犯人に肉薄していく刑事の執念の場面は手に汗握る。黒澤明の「野良犬」へのオマージュと思える場面もあるし、ミステリとしては屈指の出来です。
真犯人の正体は大体予想ができるが、それでも真相が明らかになるとあっと驚かされる。
はまらなかったピースがぴたりとはまる。
原題は「モンタージュ」なので、邦題はいまひとつ。
練られた脚本さすが。
時効を迎えた誘拐殺人犯と、被害者の娘の母親、担当刑事、それに新たな誘拐事件の犯人、その被害者、と練りこまれた人間関係に驚嘆です。
被害者の母親が犯人見つけて復讐に手を染めるくだりかと思ったら全然違う展開でした。
作品みると邦題がずばり、な事がわかります。この解決が正解かどうか、は人によって違うところ。
女優賞に輝いた母親の熱演もみものです。
予定調和の展開と、予想外の真実。子を想う哀しき親心の悲劇。
【賛否両論チェック】
賛:途中で出てくる数々の意味深な描写が、ラストで全て1つにつながる様が見事。予想を遥かに超える意外な真相も圧巻。
否:ちょっと都合が良すぎる展開もあり、やや現実的ではないか。
前置きもなく、冒頭から割とサクサク物語に引き込まれる感覚が、個人的には好きです(笑)。途中で意味ありげな描写が結構出てきますが、それらが全て伏線になっていて、最後の最後でキレイにつながり、驚かされます。展開はある程度、「こうなりそうだなぁ・・・」と思った通りに進んだり、「いやいや、それは都合良すぎるでしょ・・・」なんて思ってしまうシーンもありますが、真実はそのさらに上を行く感じで、思わず納得してしまいます。あまり言ってしまうとネタバレになりますので、詳しくは実際にご覧下さい(笑)。
子供を守ろうとするが故の哀しき親心が生んだ、悲劇の連鎖です。是非チェックしてみて下さい。
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