「予定調和の展開と、予想外の真実。子を想う哀しき親心の悲劇。」悪魔は誰だ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
予定調和の展開と、予想外の真実。子を想う哀しき親心の悲劇。
【賛否両論チェック】
賛:途中で出てくる数々の意味深な描写が、ラストで全て1つにつながる様が見事。予想を遥かに超える意外な真相も圧巻。
否:ちょっと都合が良すぎる展開もあり、やや現実的ではないか。
前置きもなく、冒頭から割とサクサク物語に引き込まれる感覚が、個人的には好きです(笑)。途中で意味ありげな描写が結構出てきますが、それらが全て伏線になっていて、最後の最後でキレイにつながり、驚かされます。展開はある程度、「こうなりそうだなぁ・・・」と思った通りに進んだり、「いやいや、それは都合良すぎるでしょ・・・」なんて思ってしまうシーンもありますが、真実はそのさらに上を行く感じで、思わず納得してしまいます。あまり言ってしまうとネタバレになりますので、詳しくは実際にご覧下さい(笑)。
子供を守ろうとするが故の哀しき親心が生んだ、悲劇の連鎖です。是非チェックしてみて下さい。
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