ニンフォマニアック Vol.1のレビュー・感想・評価
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面白かった
性欲にとりつかれて人々を顧みない女の半生の物語だった。数字にやたらとこだわっているところや「今すぐやって服」などなど、洒落っ気と実用が噛みあっていて面白い。
女仲間で連合赤軍のようなヤリマン組織を作るところ面白かった。一人に一回しかやらない掟を破った女がいて、そのせいでやめてしまう。
ミスHの家族が押しかけて来て、ミスHの夫と妻と3人の子供、別の彼氏とシャルロットで食卓を囲むとんでもない図式、誰もが居たたまれない感じ、最高だった。
主人公のなまいきシャルロットは欺瞞や偽善に満ちた社会に復讐するかのようにインモラルなセックスをしている。しかしその理屈は後付かもしれない。ただセックスに引き寄せられすぎる自分を理由づけするためにそのような観念にたどりついた可能性もある。
1と2を連続で見たのでどこからどこまでが1だったか忘れてしまったので、続きを2に書きます。
これで
これでスクリーンデビューとか思えない、ステーシーマーティンの存在感に心臓を撃ち抜かれた。 色情狂とゆうスリリングなテーマだけど、知的でユーモラスな博物学の様な視点で描かれるvol.1。性に奔放な女性とゆうものに対する、男性の下世話な視線に対する批判やジェンダー問題への切り込みも鮮やかで”性“を展示する博物館に迷い込んだようなクラクラするほど美しい映画時間に心を奪われてどうしでした。 各シークエンスごとに区切られることで生まれるテンポも心地よい。 後編となるvol.2と比較しても個人的には神秘的な魅力のあるvol.1が好きです。 これはリアルタイムの映画館で観られたのが幸せだった。
最も食べやすいトリアー作品。
その名も「色情狂」の名を冠した、其の実灰色コメディの一本。 キ印監督の作品ゆえ、当然オススメはしないが… それでもトリアー監督作の中で1番観やすいのに驚いた!笑 冒頭の1分以上の暗黒と静寂からの…ラムシュタイン! そして老人と女の、チグハグのままに進む会話も◯ 会話からの女の回想、そして老人の釣りボケと突っ込み…もう、笑うしかない! ユマ・サーマンの不穏かつうわぁ〜いるよなこんな女!という嫌な女の演技も見事! 最近イイトコが無いラブーフが三こすり+五こすり男っぷりも良し! 何より若き日のゲンズブール役の女の子が可愛い! しかしながら。 エロを煽りにして、R18まで付けてるのに… ボカシのデカさと多さったら! 過剰な自主規制はやはり作品を損なういい例だと思う。 とりあえず。 vol.2でオバハンの濡場をさんざ見せられんのか…と思うと、若干気の重い作品。
痛々しく哀しい
シャルロットゲンズブール主演で観に行った。vol.1しか鑑賞してないので感想は難しいが誰でもジョーになる可能性があり、誰でも○○癖や何かの執着は存在する。 観ていて痛々しく感じた。 映画ファンであろう老夫婦も鑑賞しており、映画の期待感を感じた。
意外に性愛というテーマ以外も充実
『愛とは嫉妬まじりの強い性欲に過ぎない』というコピーに引き寄せられて鑑賞。 エロエロなのかなと思いきや、結構なギャグと技巧的な映画表現とニヒリズムが映画全体をいいバランスにしていた。 ラストシーンは続編を期待させるのに充分なフィニッシュ!
ただひたすら、乱交
去年、外国で色々と話題になっていた作品。 女性の色情狂がどんな人生を狂わせたかを回想形式で話が進みます。 おそらく一回の映画で上位に食い込むレベルのセックスの回数。 学生時代からあれやこれやとどんどん交わっていく様は素晴らしいです。 Vol.1は、ひたすらそのサマを楽しむのがいいでしょう。
そこまでいやらしくはない。
vol1の途中では「もういいかな」と思ったが、結局、vol1、2の両方を見てしまった。 ラース・フォン・トリアー監督作品という感じは随所に出ているが、見やすい映画だという感じがした。
被査定。
対話から、ほぼ時系列に沿って、色情狂の人生を辿っていく。 凡そほぼ全ての人が免れ得ない性。この作品への見方で、その人物が査定されてしまうような、そんな怖さを感じつつ。 …vol.1、ああいう切り方されたら続き観ない訳にはいかないですね。
ポスタービジュアルに騙されないで!
とんだエッチい映画だと思って
『アデル〜』のようにしんどいんだろうなぁ
と思いきや、全然エッチくなかった!
ポスタービジュアルは過激な感じだが、
劇中音楽はカッコよく、そんなに行為シーンは多くない。モザイクのかけ方など、
おっと?と思うが、気にしない。
逆にエロさよりも美しくみえた。
ところどころ、出てくる数学ネタ、賢くなったような気がしました。
こういう話は結構現実的です。
次回予告もワクワクするような作り方、つまりエンターテイメントな映画です!
硬派な文学的な感じではないです。
シリアスなコメディ
ん やはり寄り添うようにシックリくる 久しぶりのラース・フォン・トリアー ちょっと揺れに酔ったが、それも悪い夢のエフェクトのようで最終的には楽しめた 性と死 生と詩 のpt.1 pt.2次第では今年のベストかも
よかった
何だろう、見終わった後、変な感じになった、ポスターには、『この映画を観た後、あなたはセックスがしたくなるか、ならないか、』みたいなことが書いてあった、ならないって言ったら嘘になるけど、すごくはしたくならない。私は童貞だから、、、
淡々と、何を言いたいのか
久しぶりに癖のある映画をと思い鑑賞。 どれほどのニンフォかと思いきや・・・・・ 途中は単調で何回かコックリしてしまいました。 未だ結末まで観ていないので何とも言えないのですが、2回に分ける必要があるのか? 3時間程度にして一回で上映してほしかったと思います。 次作を見るかは不明・・・・・
ラース・フォン・トリアーにしてはおとなしめ。
ニンフォマニアックとは色情狂のこと。 だが、この2部作の前編は、ジョー(シャルロット・ゲンズブール、ステイシー・マーティン)の行動がさほど異常だとは思えない。と思う僕が異常なのか。 たとえば、愛を知らずに大人になったとか、そういう理由付けもない。そこに男がいるからセックスする。 多分、世の男女は倫理観を失えばそうなってしまうのだろう。 社会的地位とか責任とかを負ってると、なかなか本能通りに行動することができない。 まだ前半なので、ジョーがどういう罪を負っているのか負っていないのか、まだわからないが、これまでのラース・フォン・トリアーの作風からいうと、語弊があるかもしれないが真面目な作品になっている。 後編の展開が楽しみだ。
トリアーの中で一番面白い!
今までみたトリアー作品の中で一番面白い!!!!! 痛々しい鬱映画の印象が強いトリアーだけど、 今回はエッチで前向き。 まず、登場人物がとても愛くるしい。 主人公のジョーは冒頭で意味不明にぶっ倒れているし、 セックスは釣りと一緒とか言い出すしじい様がいるし、 ユマ・サーマンのぶっ壊れ方が尋常じゃないし、 ゲンズブールの幼少期を演じるステイシー・マーティンは絶世の美女だし。 ゲスいこと言うしあられもないことをやってのけるやつらだけど なんか憎めないんだなぁ… そして今回、トリアーさんはギャグ線もお高い。 数うちゃ当たるレベルで飛ばしっぱなしだった。 ・・・って思ってたけどよく考えたら大爆笑したの、 ユマ・サーマンのシーンだけかもしんない。 でも全体的に面白かったよ。 想像しているほどエロくはないけど、 マーティンちゃんがものすごく可愛いので 5000%くらいエロく感じます。 トリアーおじさんの好みで撮っていると思うと ちょっと引きます。 vol.2はついに我らがゲンズブールが人肌脱ぎます!! 楽しみ!!
トリアーは男の子なのに
今回も病んだ女の不満を代表してスクリーンで爆発してくれてほんと感謝。 しかし女の深層心理のこんなエグいとこまで、なんでわかるんだろう。 映画観ながら、「この行動は男の子はわかんないだろなー」って思ったとこを、ステランさんがシャルロットさんに聞いてくれるから男性陣目線も配慮してて今回のトリアーは優しいなと思った。 画面分割したり、ずいぶん今回はポップな作りになってる。ってかトリアーどうしたの?って思うくらい笑えるシーンもあるし。 しかし男の子の評価が悪いのは、男の子の期待するものと女の子が期待するものが違うからなのかな。最近観た映画なら三浦大輔監督の愛の渦に通ずるものがあると思う。 とにかく日本公開してよかった。
次作みないとなんとも・・
現状では前作メランコリアの方が全然いいです笑 なんで主人公があんな人生になっていったかがちょっとわかりづらかった。 病院のシーンはさすがフォントリアーって感じでよかった。 それにしてもシャルロット・ゲンズブールはフォントリアー作品の申し子ですね。 次作でジョーとあのおじさんがやっちゃうのか!?大いに期待笑 ユマ・サーマンを劇場で久しぶりに見れて良かったです。爆笑させていただきました。
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