「画面に写らない物語が気になって」アデュー・フィリピーヌ tedさんの映画レビュー(感想・評価)
画面に写らない物語が気になって
バカンスのばか騒ぎは『ニースについて』という古典的ドキュメンタリーのように見ているこちらが醒めてしまうようなもので、リズムを強調した音楽がさらにそれを強調する。
女二人と男一人の三角関係を描いた映画と言えますが、バカンスの終わりに男は兵役についてしまうので、後半になるに従って生と死を感じさせる物語になっている。また、女二人が突然艶かしく踊り出したり、喧嘩しだしたり、複雑な心境を表現し出すのがこの映画のきらびやかな魅力となっている。
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