「渋谷すばるここにあり」味園ユニバース クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
渋谷すばるここにあり
今作の山下監督作でお気に入りといえば「もらとりあむタマ子」。
前田敦子が頑張ってたのもあるけど、あの日常の描き方は好き。
「苦役列車」はちょっとリアルな辛さ多すぎでなんとも言えない感じ。
で今回は主演が渋谷すばる、関ジャニですね。
関ジャニって個々のスペックがSMAPよりTOKIOより高いと思ってます。
この渋谷もそうで、たまにTVで見かけると気になって仕方ないです。
この人見たさに鑑賞したようなもんです。ほぼファンじゃねえか。
予告でも彼の歌声一発で相当引き付けられます。「♪あの頃は~」
太々しい態度にミスボラシイ恰好がよく似合い、こんなチンピラホントにいそう。
そのくらいリアルなのか素なのか見事な演技でした。
やはり彼の歌が見せ場であり、歌がメインの映画はフルで聞けるのはラストのみ。
(そういう意味では「セッション」と同じ)
そのフルコーラスも圧巻でございました。
世間では渋谷すばるを「甲本ヒロト2世」と称してますが、
甲本より歌は上手いし存在感抜群なので、
もっと彼をピンで歌わせて欲しいな、ジャニさんよ。
つまりは山下監督作品というより、
渋谷すばる主演作品として評価してます。
話の筋はまあ粗は多めかな。そこは悪しからず。
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