「麻薬犯罪撲滅の唄 潜入捜査官シュミット&ジェンコ2 カッコいいこと!」22ジャンプストリート 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
麻薬犯罪撲滅の唄 潜入捜査官シュミット&ジェンコ2 カッコいいこと!
80年代のTVシリーズを元に、若手潜入捜査官コンビの活躍を描き、全米で大ヒットしたアクション・コメディの続編。
前作は日本未公開なのが惜しいくらいの娯楽作だったが、今回も♪
OPはイケてるアクション映画風。
ところが、大失態。
で、本部長からキツ~イお言葉。
コケると思ってたのに、前回の成功でまさかの存続。しかも、予算も倍。
前回と同じ事してりゃいい。
…何だかこれ、今回の続編の事言ってるみたい(笑)
チャニング・テイタムも「ホワイトハウスを守れる」と自身ネタ(笑)
という事で、今回の任務は…
とある大学で女子大生が麻薬で変死する事件が発生。
シュミットとジェンコは、大学生になって潜入し、捜査を開始する…!
…と、まあ、本部長の言葉じゃないけど、やってる事は同じ。高校生から大学生になっただけ。
今回も任務そっちのけでキャンパスライフをエンジョイ。
ジェンコはアメフトの花形選手と意気投合。
シュミットには彼女が!(ところがどっこい、彼女の父親は…!)
マンネリと言うか定番と言うか、何だかんだそれが楽しみ。
でも、全く同じって訳じゃない。
お互い、目星を付けた相手と接して意気投合する内に、コンビ仲にヒビが…。
一時は完全にコンビ解消。
俺じゃダメなのか?
アイツじゃ俺を羽ばたかせる事は出来ないのか…?
そんな時、二人の知らぬ所で事件もあっさり解決してしまう…。
…いや!
この事件はまだ終わっちゃいない。間違いなく、裏がある。
それは二人共同じ気持ち。
再びコンビとして再捜査、意外な黒幕の正体は…!?
確かに予算は増額されたであろう、前作より見せ場マシのアクション。お金を掛け過ぎたOPのカーチェイスにクライマックスのヘリ・スタント他、要所要所。
アクション以上にいっぱいの笑い。
今回もやっちまったトリップ体験は、爆笑&シュール。
ジョナ・ヒルとチャニング・テイタムのコンビっぷりもますます絶好調。
前回が二人のコンビの始まりなら、今回はさらに固くした二人のコンビの絆。
コンビ割れもしたりしたけど、それは何処にだってあるコンビあるある。
アイツの為なら盾になれる。ヘリにだって飛び掴まれる。
アイツは俺を羽ばたかせてくれる!
二人の名コンビっぷり、カッコいいこと!
全米では前作を上回る大ヒットとなり、当然ながら第3弾にも期待。
EDではかなりシリーズ化されたが(必見!)、実際は驚きの情報があった事を思い出した。
何と、あの『メン・イン・ブラック』とクロスオーバー!
…と言ってもトミー・リー&ウィルの方じゃなく、現在製作中のリブート版の方とらしい。
にしても、畑違いのブッ飛びの企画。
シュミット&ジェンコ、次なる任務は宇宙人になって潜入か!?(笑)