劇場公開日 2014年12月20日

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「見方を変えろ。」ベイマックス チュモさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0見方を変えろ。

2014年12月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

 なぜかわかりませんが、中学1年生の娘が、ずいぶん前からCMに魅かれて『見たい~…』と。私も娘もディズニー好きでは全くなく、アナ雪もNO鑑賞だし、ディズニーランドには、仕事では良く行ってましたが、プライベートで娘と行ったのは、私が初スタットレスタイヤを購入した時に、娘がタイヤ屋でペアチケットを見事に当てたので、それっきり。なんとなくディズニー登場人物や、ミュージカル調の物語は、日曜19時30分からの世界名作劇場、リアルロボットアニメで育った世代には、感情移入できません。それでも、白雪姫のビデオは持ってましたし、アラジンと美女と野獣は、映画館で見たような気がします。
 ベイマックスを初めてCMで見た時は、ディズニー版『カオナシかぁ~』って感じ。私自身は、全く興味湧かず見るつもりもありませんでした。
 が、しかし~またまた公開2日目に4DXで鑑賞。意外と最近映画好きかも!? 客入は前回のフューリーよりは、まだ良く6割くらいか。モーニングサービス大人2,400円の9時30分スタートだったので、こんなもんでしょうか。今回もネットで事前予約。前回は、ポップコーン、飲料チケットがサービスでしたが、今回はサービス終了で残念~。でも、ここの発券は、メールで送られてくるQRコードをスキャンするだけでOKなので楽です。暗証番号、電話番号入力が必要な大手も、ゼヒ取り入れて欲しいです。2回目の4DXだったので、スクリーン入口の無料ロッカーに手荷物をin。4DX初の方は、この見慣れない私たち親子の風景に、入口で悩む方多数。まぁ別に入れなくても大丈夫ですが、手荷物ないと、より4DXを楽しめます。しかも無料なので。
 前回と違い、冒頭の映画予告CMは、3本だったか?!4DX効果もありながら、予告CMで見たくなったのは初めて。私にとって、暗くて静かにしてなければいけなく眠くなる映画館。エヴァンゲリオンQでも寝てしまう映画館の概念を変えてくれたのが4DXです。
 短編映画から、匂い、シャボン玉、シブキと、フューリーの時とは段違いの効果がありました。本編でも、空中浮遊感やスクリーンの広がりは、かなり感じました。ベイマックスは3D+4DXの効果も抜群です。座席の振動や傾きも、小さな子どもは、かなり揺さぶられていました。身長制限ありますが、体重の少ない女性と子どもは、シートベルトが必要なくらいです。
 肝心な映画レビューは、ディズニーの自分自身の固定概念を覆されました。中1のコミュ障の娘と見て良かったです。主人公のヒロも同世代、悩み多き年頃。勉強をする意味や、仲間の大事さ、正義と悪、モノの価値観、生きること、親子感などなど、父親の自分が上手に教えられないことを、この映画で娘と一緒に感じることができました。なにより、私自身の仕事のテーマでもある『見方を変えろ・・・』は、この映画のテーマでもあり、娘に伝えたかったことそのものです。

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チュモ