「あいつは行っちまったのさ」LUCY ルーシー 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
あいつは行っちまったのさ
映画ファン待望!
スカーレット・ヨハンソン堂々主演のアクション作!
韓国マフィアに運び屋として利用され、体内に謎の薬を埋め込まれたルーシー。漏れ始めたその薬によって、ルーシーは超人的に脳が覚醒していく…!
人間の脳は10%しか使われてないと言うが、それがもし100%覚醒したら…?
なかなか興味深い題材。
一応脳学者らにリサーチしたらしいが、実際はどうなるか誰にも分からない。
ならば何でもやっちまえ!…とばかりに、リュック・ベッソンの好き勝手ブッ飛び映画に。
普通のヒロイン・アクションとして見たら、お口あんぐり必至。
知能や体力スキルが向上するのはまだしも、超能力を身に付け、時や空間すら超越する存在に…!
完全にSFの世界へ。
ツッコミ所多々…と言うより、突っ込まずにはいられない作品。
少々小難しい事にも触れているが、あくまで娯楽作。
それをほとんど担っているのがスカヨハである事は言うまでもない。
頭が弱そうな序盤から、感情押し殺したクールヒロインへ。
ポロシャツ一枚が窮屈そうなデカ乳。
たっぷりスカヨハの魅力を堪能出来る。
欲を言えば、ブラック・ウィドウの方がしなやかなアクションと色っぽさがあったかなと…。
脇をハリウッドと韓国のベテランが固めているが、チェ・ミンシクがやはり存在感を放つ。
この人の登場シーンだけ韓国バイオレンスにしか見えなかった。
ヒットもしたし、スカヨハ人気も考えると、続編あっても不自然じゃないが、あの結末からの続きは難しそう。
むしろその続きが、主演が決定した某ジャパニメーション実写化になるのかな?(笑)
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