キアヌ・リーブス ファイティング・タイガーのレビュー・感想・評価
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Tai chi... that's a different. あ、Vシネだわ、これ。
勝手に「キアヌ・リーブス強化月間」の第八回は「ファイティング・タイガー」です。キアヌの初監督作品なら観ない訳にはいかないよねーっと思ってAmazonプライムでレンタルしました。うん、微妙。
先ず問題点として主人公に決定的に花がない!いや、スタントマンだっただけあってアクションシーンの動きは良かったのですが、どうしても地味な陰キャな感じが否めません。映画作品の主役張る感じではないんですよね。
キアヌの悪役っぷりは良かったですね。意外と悪役イケるやん!無駄に吠えてましたし、多分そういう事がやりたかったんでしょう。終盤いきなり泳いでる姿が挿入されますが、あれは香港から中国本土まで泳いで渡ったっということでしょうか?
アクション監督のユエン・ウーピンって有名ですが、検索してみたらお爺ちゃんでビックリでした。ブルース・リーの頃からやってるみたいで、そりゃお爺ちゃんだわ。未だにネームバリューありますし、レジェンドなのでしょうね。
まぁ、本作はマトリックスでのアクションが気に入ってたキアヌが、こういうアクション映画撮りたいから撮ったって感じ満載でしたね。批評等気にせず自分がやりたい事をやる姿勢は素晴らしいと思います。かといって映画が面白いかどうかはまた別物ですけどね!
よかった
主人公がずっと服を着ていて、顔も優しげでしかも太極拳の使い手というので、情けない体をしているのかなと思って見ていたら途中で服を脱いだところ、ブルースリーのようなかっこいいバキバキの体であった。しかしほんのちょっとでまた服を着てしまい、なんでもっと見せないのか不思議だった。
キアヌ・リーブスが主人公とラスボス戦でもうおじさんだし大丈夫かなと思ったら見事に動いていた。
ワイヤーのカットはフワフワしていて、途端にシリアスな格闘から楽しいアクションになってしまうのが残念だった。
アクションの多さは良い
ちょっと額の後退具合が怪しい青年が主人公なんですが、なんかこの人ジャッキー映画に「ザコ敵A」の役で出てそうだなっていう感じの地味さでした。
まあ元が格闘スタントマンなんで、武術のキレと美しさに関しては何の文句もないんですが。
キアヌが悪役っていうのはたまらないですね。もっと話題になってもいいと思うんですが。
というかけっこう歳いってるはずなのにまだカンフーの動き出来たんだと驚きました。
動けるって言っても今活躍してるハリウッドスターの中ではって意味ですけど。
格闘シーンも最近のカンフー映画にしては多く、しかもアクション監督がユエン・ウーピンですから、十分満足でした。
「ザ・レイド」のイコ・ウワイスが出番は少なくとも見れたのは良かったです。もう少し主人公とガチで闘ってほしかったですが。
キアヌはやっぱりオーラが凄い。まだまだアクション映画の主役張れますね。
キアヌ初監督作、カンフー映画
主役は、タイガー・チェン(マトリックスでキアヌのスタントをした人)。
彼が、普通の格好(スーツ姿とか)だと、めちゃくちゃ地味。頭デカくて肩幅せまい。こんな地味が主役で100分持つの?と思うんだが、闘い動き出すとさすがにカッコいい。ピシッと決まる。重心の低い構えがイイ。
キアヌは監督の他、悪役も兼任。なんつうか、イキイキしてる。楽しそうに悪役やっててイイ。
タイガーとの最終決戦は、どうみてもキアヌ勝てんだろう素人すっこんでな感が満載なのだが、主役に花を持たせる演出という事にしておきたい。
もの凄く残念だったのは、イコ・ウワイス(ザ・レイド)が出てたのに、闘わなかったこと(闘わないウワイスなんて意味あんのか?)。彼が出てるから観にいったのになあ。ほんのちょぴっとだけウワイスが攻め込むシーンがあって、ハイキックのキレさすがだった。
追記:カレン・モクが出てて、嬉しかった。
初監督だから…
キアヌ・リープス初監督というのに興味を惹かれて、またカンフーアクションが好きなのでユナイテッドシネマ豊洲で見てきました。
予告編などは全く見ていなかったのでマトリックスのような雰囲気を予想していました。
まず見始めてびっくりしたのがキアヌ・リープスが主人公では無いということ。彼は劇中最大の悪役として登場します。
内容としては、舞台は現代の香港。太極拳を学ぶ純真無垢で真面目な青年タイガー。21代続く師匠の寺を、再開発から守るため莫大な財産が必要になる。タイガーは賞金を獲得する為、また太極拳の普及する為格闘技大会に出場、持てる技術を駆使して勝ち抜いていく。
そんなある日、彼は謎の男ドナカの招待によって闇の世界へ足を踏み入れてしまう…。
というよう物語です。
この映画を見ていて感じた事は、太極拳を扱うというような肝心な設定を活かしきれていなかったり、不本意ながらも金目的で闇の試合をする主人公の葛藤などの描写も不足していたりと、挙げ始めたらキリが無いのですが…。
アクションシーンも可もなく不可もなくといった具合。
とはいえ腐ってもカンフーアクション、見ている間は退屈はしないと思います。
あと、マトリックスの頃と比べキアヌ・リープスも老けたなぁ感じました。
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