キアヌ・リーブス ファイティング・タイガーのレビュー・感想・評価
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キアヌがやりたかった世界
監督・主演キアヌ・リーブスのアクション作品。 主役のタイガー・チェンとはマトリックスで知り合ったらしく、それからこの作品が実現したようですね。 また実際に「マトリックス」のスタッフが再集結だったようです。 何というか始まってすぐ分かるんですが、全体的にキアヌが大好きだろうテイストに溢れていましたね。 師の教えと現実との間で戦いを積み重ねるタイガーは、小柄ながら動きが素晴らしくアクション映えします。 ただ決勝のイコ・ウワイス戦が短すぎて残念。二人の戦いはもうちょっと観ていたかった。 キアヌはその身長差もあってラスボス感たっぷり。 いつもベビーな役ばかりだから、このヒールっぷりは新鮮でした。 そのラストの戦いや、物語の締め方まで、キアヌがやりたかった世界が広がっていましたよ。
主人公闇落ちからの
家族の為、師夫の為、寺の為ってのは体の良い口実か?その実は己の、太極拳の強さを示す為か? ストーリーはとても分かりやすくて良い。対戦を重ねることにより、太極拳とは真逆の力に頼る戦いをするようになったタイガーだが、ラストは太極拳の無の境地に立ち相手を倒す。 大まかな流れとしてはめっちゃ理想系なんだけどさ、最後の戦いで師夫の技を使うシーンが凄く微妙。 まぁ、普通に考えれば激熱な展開だが、最後の戦いの前に師夫と修行とかして気のなんたるかを理解して欲しかった。修行もせずにいきなり大技を打つのはちょっと微妙。
キアヌの悪役はそこそこ見どころ
太極拳を学びながらも資金難に苦しむタイガーは裏社会の大物であるドナカに誘われ闇の武術大会に参加することになり…。 キアヌ・リーヴス監督作品。物語は至極ありがちかつ中身がほとんど無い作品だが、高飛車で不気味なキアヌの悪役ぶりはなかなか良かった。
キアヌではなかったら観なかったでしょうね。
キアヌ・リーブスなので鑑賞したのですが、何とも微妙な作品でした。 ストーリーも取り立てて目新しい物ではありませんでしたし、キャラクターは無個性でしたし(あの女性刑事さんはもう少し魅力的な女優さんを使えなかったのでしょうか?)アクションシーンにしてもタイやインドネシアの映画に比べるとやっぱり迫力不足ですし…誉める箇所が思い当たらないんですが、でもだからと言って全くつまらなったのかと言うとそうも言い切れない感じで、それなりには面白かったと思います。 個人的には総合格闘技としての中国拳法に興味が湧きました。
俳優のプライベートは知れべきでないのかも
銃を持てば撃ちたくなる 刀を持てば斬りたくなる 強くなれば闘いたくなる それだけのこと 瞑想は年にいちにかいしかやらなかったけどもう少しやった方がいいね 立ち止まるでもなくリセットでもない、意味はその時それぞれ ただ黙って座っているだけ それだけで見えなかったものが見えたり 辛いことが和らいだり 酔うことと似ているかも 酔いはさめるけどそれとは違う 熱いままでは使い物にならないもんね 監督が伝えたかったものは己の進むべき道というより 進み方なのでしょう キアヌ・リーブス 彼のポケットにはいくつの小石があるのだろう 小石じゃないのかも
キアヌ流武道の極意
父親が中華系ハワイアンの為、キアヌ・リーヴスは何処となく東洋人の雰囲気を醸し出し、他のハリウッドスターと比べ、東洋色のある作品に出演する事もしばしば。 その最たるが、アクションにカンフーを取り入れた「マトリックス」だが、おそらくそれで魅了されたのか、遂にはカンフー映画で監督デビュー。 中身はカンフー映画の見よう見まねのようなB級。背後にある陰謀劇も陳腐。 なんちゃってカンフー映画…と言うだけなら容易い。 それでもいいじゃないか。 自分の好きなものを好きなように作り、ルックスだけなら王道の二枚目ハリウッドスターなのにそれに染まらず、いつだって“ぼっち・ゴーイング・マイ・ウェイ”。 何だか見てたら、童心に返って楽しんで作ったんだろうなぁ、と、微笑ましくなってきた。 しかも、「マトリックス」で自身のスタントを務めた全くの無名の青年に主演を譲り、自分は悪役。(邦題ではキアヌが主演みたいだが、実際は助演である) 人柄すら感じた。 これがトム・クルーズだったら、絶対自分が善のカッコいい主演だろうし。 同じく「マトリックス」繋がりでユエン・ウーピンがアクション監督を担当しているので、アクションの見応えは言う事ナシ。 主演タイガー・チェンのキレのある太極拳の動きが素晴らしい。 キアヌも負けじと激しいアクションを披露。 ユエン・ウーピン指導のアクション、タイガー・チェンという男と彼が繰り出す太極拳、そして熱狂的なファンである千葉真一の作品から受けた武道の真髄。 きっとキアヌはこれらを伝えたくて本作を作ったんじゃないかな、と、感じた。
600年続く太極拳宗家のお寺。 建築基準法違反で立退きを迫られ、寺...
600年続く太極拳宗家のお寺。 建築基準法違反で立退きを迫られ、寺の改修費用を稼ぐため裏格闘大会に出場する… 貧乏は罪ですか? 主人公のカンフーがどうも冴えない。 武田鉄矢の刑事物語を思い出しました。
『キアヌ・リーブス ファイティング・タイガー』
タイトルとは関係無く主人公は中国人の青年、かなりの若ハゲくん。 この若ハゲくんがやるやる凄いのよ。 流石スタント上がり動きが違うね。 まず下半身が強靱、冒頭の空気椅子ポーズからガツンと来た。 でもあれが太極拳なのかどうかは知らんけど。
この太極拳は偽物だ。
キアヌ・リーブス初監督作品ということで、 僕自身あまりキアヌ・リーブスを好んでた訳ではありませんが、『ザ・レイド』でおなじみのイコ・ウワイスが主演してるということで鑑賞。 なにも考えずに見ていましたが、内容は薄いです。 でもアクションはなかなか凄いので見ごたえはあります。 が、本作の太極拳は太極拳ではないと思いました。 リー・リンチェイ(ジェット・リー)のマスター・オブ・リアル・カンフー 大地無限という作品の太極拳を見れば本作の太極拳は偽物に見えてきます。 イコ・ウワイスの出番がもう少しあればなかなか良かったと思いますが…。 『ザ・レイド』『特殊身分』(現時点では日本未公開)などと、イコ・ウワイスやドニー・イェンのハードなアクションを観てきたので少し迫力はかけて見えましたが、アクションファンは楽しめるのかもしれません。
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