「キアヌがやりたかった世界」キアヌ・リーブス ファイティング・タイガー 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
キアヌがやりたかった世界
監督・主演キアヌ・リーブスのアクション作品。
主役のタイガー・チェンとはマトリックスで知り合ったらしく、それからこの作品が実現したようですね。
また実際に「マトリックス」のスタッフが再集結だったようです。
何というか始まってすぐ分かるんですが、全体的にキアヌが大好きだろうテイストに溢れていましたね。
師の教えと現実との間で戦いを積み重ねるタイガーは、小柄ながら動きが素晴らしくアクション映えします。
ただ決勝のイコ・ウワイス戦が短すぎて残念。二人の戦いはもうちょっと観ていたかった。
キアヌはその身長差もあってラスボス感たっぷり。
いつもベビーな役ばかりだから、このヒールっぷりは新鮮でした。
そのラストの戦いや、物語の締め方まで、キアヌがやりたかった世界が広がっていましたよ。
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