劇場公開日 2015年4月17日

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「愛は…地球を救わないよ!涙」グッド・ライ いちばん優しい嘘 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0愛は…地球を救わないよ!涙

映画的には本当に良い作品だと思うのだけど…観ていて複雑な気持ちが膨れ、観終えてやっぱり観なきゃ良かったかな…と軽く後悔した一本。

映画的な物語の流れはバッチリだし、タイトルに嘘なく丁寧に物語られているので、そこは触れないけれど…

愛は地球を救わない、んだよね真実は。
何だろう…亡命した後に、自国の同胞を救おうと力を付けて祖国に帰ったり…しないんだね。(いや、きっと居るんだろうけどままならないんだろうな…)
亡命キャンプに13年も居て、結果10万人が…は良いけど、なんでそこで建設的なコミューンを作ろうとしないし、またその指導もしないんだろうな?

農業が出来無い輩は、やはり救えないのかしら?

でも、美談で通そうとするところに違和感を感じ。
「ありのまま」がまかり通り始めた今の日本で、この映画が誤認識されるのが怖いな〜と思った次第。

ボタンを掛け違えて、「コレで良いんだ!」と言うような作品。

「〜してくれなかった!」なんて言うのは、人間としての「恥」だと思おうよ…

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ