エスケイプ・フロム・トゥモローのレビュー・感想・評価
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シャイニング in ディズニーランド
『シャイニング』オマージュ満載の一本。
社会的にも性的にもストレス溜めまくりなお父さん。
嫁と息子がイヤーな感じで、更にストレスを与えていく。
追いつめられたお父さんの発狂。母性への恐怖・父性への疑義。
冬のホテルからディズニーランドに舞台を移した『シャイニング』だなあと思う。
『シャイニング』だけでなく、画的には『地球に落ちて来た男』も真似てる。
過去名作を真似るシネフィル感より、ネコのバカっぽさが勝っているので、本作は、何だか憎めない。
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ディズニーランドでゲリラ撮影ということで、ガチなマーク・エリオットみたいな話かと思って公開初日に行ったら全然違ってたので、こんな小賢しいもの見るんじゃなかったと腹が立った。でも時間がたってみると、なんか憎めない作風だなあと思う。
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追記:近年の『シャイニング』オマージュの映画って、本作しかり『オンリーゴッド』『複製された男』しかり、「訳わかんねー」認定されることが多い。本作が小難しいんじゃなくて、元々の『シャイニング』が誤解されてるからだと思うなあ。あれ、別にニコルソンが怖い映画じゃないと思う。
(小声で)ディズニーランドってウォルトさんの妄想でできてるんですよね?エロか可愛いか?でも妄想は同じでしょ?って切り口。
夫がマジクリスチャンなので、今までで3回教会に行ったことがあります。
原宿にある古い教会なのですが、そこのメンバーは無料で結婚式に使わせてくれるから、取り敢えずご挨拶に行ったんですよ。
で、まず日曜日のミサに行って、パンと葡萄酒の例のアレもやったことあるんですけど、信仰心が全くなにのに、あるフリをして教会のメンバーと抱き合うのはちょっと違うだろうと、式の後は1回も行ってません。
メンバーが、god loves you be with youって目が合ったら言って、にっこにこで抱きついて来て、最初は私も笑顔を返していたんですが、だんだん彼等の貼り付いた笑顔が歪んで、怖くなって来て……。
本作は、そんな感覚に似ています。
ディズニーランドでゲリラ撮影をしたって言ってるけど、普通の観光風景しか撮影してないと思う。他は合成。
主人公の失業したてなおじさんが、ディズニーランド内で女性の谷間を見て妄想を膨らませたりする、なんともウォルト激怒な内容だけど。
でもそもそも、ウォルト・ディズニーの壮大な妄想から、ディズニーランドは生まれているわけなので。
エロいか、可愛いかの違いだけで、妄想は妄想ですよね。
と考えれば、このB級ホラー&デビット・リンチテイストの本作にも、奥深さを感じたり、感じなかったり。
つまりは。
猫インフルエンザが
ねずみの国で発症したから
ねずみの魔法が効かず
夢にも現実にも
受け入れてもらえなくなった
…という理解にしか
私は達せない。笑
どの部分にメッセージがあるのかも
よくわからなかった。
いろんな人が言ってるけど
ゲリラで撮影したものを
映画にしたところが
唯一見る価値のある映画…のような。
誰か
解説お願いします。
白黒で、
ドカーンがある訳でなく、
笑いもそれ程無く、
可哀想なパパが若い女の子達と目が合って勘違いして、
奥さんがキレ、
最後はパパがネコになって死んじゃう話です。
ほんと、誰か解説お願いします。
難しい??
王様のブランチで紹介されていたのを見て興味が湧き,公開初日の有楽町へ。
ディズニーが好きなので,どんな感じでキャッチフレーズである『黒い夢の国』を演出してくるのか楽しみにしてました。
でも具体的にブラックになったミッキーなどのディズニーキャラクターが登場するわけでもなく,心に不安を抱えた主人公の妄想??が暴走する感じで話は進んで行く感じです。
楽しめましたがラストが難解でした…。
もちろんハッピーエンドではないですが…。
何回か観ないと分からない気がします。
ただこの映画のおかけでフロリダのディズニーワールドにめっちゃ行きたくなりました♪
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