ザ・バッグマン 闇を運ぶ男のレビュー・感想・評価
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完璧でも人の心はコントロールできない
いきなり指を負傷した状態からスタートする。経緯不明。
終始「夜」なので鑑賞する際は部屋を暗くした方がいいでしょう。
主役はジョン・キューザックとレベッカ・ダ・コスタの二人。身を守るため、この二人と関わる人物が次々と殺される。
男:金のため、女:滅茶苦茶な人生だけど死にたくはない...
観ててそんな理由しか見出せなかったけど、この絶望感が暗闇の映像とリンクして悪くはなかったです。
何となく結末が想像できても「ん、ひょっとして!?」というハラハラ感もありました。
デ・ニーロの出番は少なかったですが、クリスピン・グローヴァーはバック・トゥ・ザ・フューチャーの頼りないお父さんのイメージから想像するに「らしい役」で出ています。
重要な人材が確かなものか最終テストする...完璧に用心深く進めても、人の心まではコントロールできない、それが人生ってやつさ。
そんな話ですかね。
ラスト近くまでず~~っと暗いシーンばかりなので、寝れない時の深夜劇場向けかな。
(雑学)
「マイルス・デイヴィスとジミヘンは、ドラッグをやらなきゃもっと凄い人になったかもしれない」
モーテルは悪の組織が所有している。普通のホテルに泊まりましょう。
製作側の目論見通り・・・でも、面白いとは限らない
ボスから謎のバッグの配達を頼まれた殺し屋。彼が見舞われるトラブルを描く物語。
ジョン・キューザックとロバート・デ・ニーロが出演するサスペンス。
鑑賞していて、「何を見せられているのか?」。この映画は「何処に向かっているのか?」がまったく分からず戸惑い続けた109分でした。
まるで、主人公になったような戸惑いを覚え、その戸惑いは製作者の意図通りだったのだと思います。ある意味、それは映画(或は脚本)の完成度の高さなのかもしれません。
ただ、それを楽しめるかどうかは、全く別な話で、私はそれを楽しめず途中で飽きを感じてしまいました。
見る人を選ぶ映画なのかもしれませんね。
ラストも無理やり感が強く興ざめしたことも含めて、私的評価はやや厳しめです。
満足出来る面白さまでは運んでくれなかった
鞄を運び、指定されたモーテルで待つという仕事をボスから指示された殺し屋。娼婦を匿った事から、最悪の一夜が始まる…。
ボスやその手下、怪しいモーテルの管理人、娼婦に乱暴する男たち、悪徳保安官、そして謎めいた美人娼婦…一癖も二癖もある登場人物たち。
上手くやればタランティーノ風のクライム・ムービーになりそうな面白そうな話だったが…、イマイチだった。
もっと話が巧みに入り組んで目が離せないと思いきや、何と言うか、のらりくらりというか…。
トリッキーさもバイオレンスもユーモアも足りない。
主人公が一人の女に翻弄される一種のファム・ファタール物…?
気になる鞄の中身やラストのどんでん返しもパッとしなかった。
ジョン・キューザックは好演してるが、凄腕の殺し屋に見えなかった…。
デ・ニーロもゲスト出演程度。
娼婦役の女優の美貌は拾い物。
最初はハズレかと思ったけど進むうちにまあまあ面白くなった。でもジョ...
まさに闇の中
最初はハズレかと思ったけど進むうちにまあまあ面白くなった。でもジョ...
なかなか面白いよ。
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