「完璧でも人の心はコントロールできない」ザ・バッグマン 闇を運ぶ男 はむちん2さんの映画レビュー(感想・評価)
完璧でも人の心はコントロールできない
いきなり指を負傷した状態からスタートする。経緯不明。
終始「夜」なので鑑賞する際は部屋を暗くした方がいいでしょう。
主役はジョン・キューザックとレベッカ・ダ・コスタの二人。身を守るため、この二人と関わる人物が次々と殺される。
男:金のため、女:滅茶苦茶な人生だけど死にたくはない...
観ててそんな理由しか見出せなかったけど、この絶望感が暗闇の映像とリンクして悪くはなかったです。
何となく結末が想像できても「ん、ひょっとして!?」というハラハラ感もありました。
デ・ニーロの出番は少なかったですが、クリスピン・グローヴァーはバック・トゥ・ザ・フューチャーの頼りないお父さんのイメージから想像するに「らしい役」で出ています。
重要な人材が確かなものか最終テストする...完璧に用心深く進めても、人の心まではコントロールできない、それが人生ってやつさ。
そんな話ですかね。
ラスト近くまでず~~っと暗いシーンばかりなので、寝れない時の深夜劇場向けかな。
(雑学)
「マイルス・デイヴィスとジミヘンは、ドラッグをやらなきゃもっと凄い人になったかもしれない」
モーテルは悪の組織が所有している。普通のホテルに泊まりましょう。
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