新宿スワンのレビュー・感想・評価
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レンタルでいいかな
原作の漫画が好きで、さらに園子温監督が好きで観に行ったのですが、満...
原作の漫画が好きで、さらに園子温監督が好きで観に行ったのですが、満足な内容でした!
原作と違うところも、あったのですが、うまく原作を超えた展開になっていると思います。
園子温監督作品によくある痛いシーンも満載です!特にボーリング場のシーン。あれは痛いよなあ。
どんなボロボロになっても、すぐにケロっとした顔でまた登場するところに突っ込み入れたくなります。
あと、園子温監督作品といえば、おっぱいを揉むというイメージがあります。僕だけ?今回もあります(笑)しかも、すごいところにいます(笑)
どうなんだろうなあ、、と思っていた龍彦役の綾野剛ですが、意外と役に合ってましたね。
原作のアゲハより、かわいい沢尻エリカは反則ですね!とても良いです!どん底に落ちていく演技がいいです。「ヘルタースケルター」を超える演技とはいえないけど、素晴らしい。
面白い、けど痛い。
園子温…監督?
欲望の街新宿歌舞伎町幻想
若い女性が稼げる街として歌舞伎町を設定している。キャバクラから風俗まで一手に紹介するスカウトマンとスカウト会社。登場人物たちのうち男たちは、漫画のように喜怒哀楽が激しく、女たちはほとんどがバカとして描かれている。クラブのママが最上位であり、シャブ中のヘルス嬢が底辺。男社会ではヤクザの親分がトップで新入りスカウトマンは最底辺。そして暴力とカネと、クスリによってストーリーは進行する。警察も医者もほぼでてこない。狂人ばかりだが、特に主人公とそのダチのヒデヨシの狂気は青いゆえに際立つ。漫画。
綾野剛半端ない!
やくざクローズ?
なんでこうも男は喧嘩が好きなのか?
天下とるだ なんだで大騒ぎ!!
でもそれが男だ!いけいけ~~~~!!
以前小栗旬主演の「クローズ・ゼロ」を思い出した。
龍彦の悪ガキ時代の雨の中の喧嘩のシーンはもろ
「クローズゼロだあ!」と興奮してしまった
あの時も山田君出ていてそして 今回の山田君は・・・
おっと これ以上言うとネタバレになってしまう
喧嘩のシーンもたくさん出てきて やはりこれは
クローズゼロと重ねて観てました
私は綾野君の大ファンで今回あのライオンヘアーを観た時に
えー大丈夫?と心配だったけれど 観たらそんな不安は
吹っ飛びました
いつもクールな綾野君しか 観ていなかったので
このはっちゃけ綾野に感動し こういう役もできるんだと
とっても嬉しくなりました
そして おふざけブサイク顔まで披露してくれて
もう最高でした!!
その他 山田君や伊勢谷君や 素敵なキャスト陣で良かったです
しかし 天下とるためには手段を選ばず やくざの世界恐ろしや
沢尻さんや山田優さんも素敵でした
エロティックなまでの男優陣
佳い。艶かしい。
相変わらず、雑というか行き当たりばったりとしか言い様がないプロットと俗っぽいとしか言いようがない愁情の波間に、ぽつりぽつりと問答無用にエモい一瞬一瞬が煌めいて浮かんでいる。クライマックス直前までのかったるさも含めて、映画の持つ良い意味での大味さをうまく調理できている。
特に役者の使い方がいい。関役の深水元基のとことんまでのふてぶてしさ、山田孝之のキレ者であると同時に芯がどうしてもヘタレな感じ、金子ノブアキの底知れなさ、安田顕の『アウトレイジ』のときの石橋蓮司にも似た不条理なやられ役っぷり。
いずれもそこしかない、というピンポイントのハマり具合。そんな中でも主演の綾野剛は際立っている。
綾野剛は孤独で弱い人々を救う天使だ。彼は敵味方で分け隔てない。
彼は過去や故人を新宿の路上に幻視することができるし、願えば断絶された崖の向こうまで飛んで友情だって築けるだろう。
自分でも繰りかえすように彼は「バカ」だ。信義を絶対の基準におき、どんな相手でも友と見れば徹底的に尽くし、裏切られれば絶望して死にたがる。そんな救いようのない直情が、悪徳の都・新宿歌舞伎町では掃き溜めの鶴にも似た輝きを放つ。
裏を返せば、綾野剛以外はほんとにどうしようもない欲望しか残らない。
彼の属するスカウト会社は裏社会の組織であって、仁義なき裏社会の組織である以上は、実利によってしか駆動しない。
隙ができた人間、弱さを見せた人間から死んでいく。
古典的な殴り合いで友情に目覚めてしまった秀吉が「階段から転落」(やたら階段に縁のあるキャラだ)し、一見情に厚い人格者である真虎や当初秀吉の踏み台扱いされていた葉山が生き残るのも、つまりはそういう論理にもとづいている。
なので本来的には綾野剛もまた死ぬべきなのかといえば、そうではなくて、彼のやさしさは弱さというよかむしろ強さに属するものだし、そもそも彼は人間ではなく天使なのだから、人間世界の因果で捉えられない存在なんだよねえ。
龍彦最高!
園子温監督のエログロを期待して観るとちょっと物足りないのかもしれませんが、エンタメ映画として普通に面白く、とても楽しめました。
水商売のスカウト、暴力シーンなど内容的にはハードな部分もありますが龍彦の愛すべきキャラに救われます。
喜怒哀楽が爆発した、バカで一途で一生懸命な心優しい龍彦!
龍彦と一緒に笑い、涙しました。
事務所で暴れるシーン、頭をガンガンぶつけるシーンでは、迫力ありすぎてもうやめてと眼を覆いたくなるほどでした。
その龍彦を綾野剛さんはいままで観たことのないような表情と熱量で魅せてくれています。
そんな綾野さんを筆頭に、この映画に登場する役者さん達みんなはまり役ですごい!これは役者の映画です。
おもしろかった
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