「ビックリな展開。」ターミネーター:新起動 ジェニシス ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
ビックリな展開。
日本でシュワちゃんの人気を決定づけたターミネーターシリーズ。
リアルタイムで何回観たことか^^;面白いわ泣けるわで大変だった。
1&2の後、エ?と思う3を経て、話は色々な方向へ行ったようで
その後は観ていない。で、ここへきて何でジェニシス?新起動だ?
って思っちゃうんだけど、実際に観てみるといっそう疑問は広がる。
ハッキリいって何でもアリ!の世界になってしまった。過去なんて
書き換えられて当然!の如く、サラには9歳の頃からシュワ叔父が
ついていたらしい^^;エー!ってことはどうゆう展開よ?と考える
間もなく、話は1や2のオマージュ&パロディに始まって、その後
あられもない展開になっていく。うわ~マジかい?ってオバサンも
ぶっ飛んでしまったわい。サラあっての、ジョンあっての、もっと
いえば、シュワちゃんよりも当時大ファンだったカイル役までもが
ウッソー!な仕上がりに(ゴメンなさい)。そもそもジョンはその後
抵抗軍のリーダーになった御人なのに…あれはないだろ、あれはー。
チラシや予告での宣伝に、あー結局そういう展開にするから、彼を
選んだのか?なんて渋々承知するも、ホント見た目で楽しめたのは
シュワちゃんと、ほんのちょっとだけ登場するT-1000ぐらいか。
ビョンも悪くないけど1000も歳とってたら面白かったのになぁ。
やはり中高年はいかに前作が面白かったかという話になってしまうが、
新起動させるためにはこのくらい弄繰り回さないと、全く同じものに
なってしまう(しかも古いし)ってことなんだろうなぁ。だからシュワ
ちゃんの「まだポンコツじゃない」っていう台詞が活きてくるんだわね。
なんかそれ、観ている私たちに向けられてませんか?ひょっとして。。
歳をとるのが、ダダンダンダダン、ダダンダンダダン、ダダ…
(新旧対決!は面白かったわぁ。登場シーンまで克明に再現されてて)