「キュートな鼻眼鏡くん♪」イヴ・サンローラン 恩田かーやさんの映画レビュー(感想・評価)
キュートな鼻眼鏡くん♪
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『SEX・ドラッグ・狂気』の映画ではありますが、私の中のイヴ・サンローランは『オバサンブランド』を通り越して、すでに『オジサンブランド』!
「今バッグを買うなら無難な所でCOACHかな?」なんて認識なので、この映画それほど衝撃的ではありませんでした。
でも、まあサンローランが可愛いくって結構、観れてしまうあたり(;´д`)
ピエール・ベルジュと追いかけっこするシーンなんか「仔犬か?!」って位の無邪気な中学生男子ぶりで……
二人とも、いい歳なのに!
ゲイの追っかけっこと言えば、海岸で無駄に薄着の髭面のオッサン二人が「待てよ~♪」「捕まえてごらんなさ~い♪アハハ」のギャグシーンしか浮かばないのですが、本編のコレはホーント可愛いくって♪エロさもなくって、これだけでも一見の価値はあります。
あとファッションショーの最中に、忙しいスタッフに邪険に扱われてて居場所の無い彼が『出産を待つ父親の様に役立たず』で……
ぷぷぷ(^w^)
ショーが成功を納めると、舞台に引っ張り出されて「生まれましたよ、お父さん」とでも言う様に大きな花束を抱かされる。
これはピエール・ベルジュとサンローランの二人の子供って事になるのかな?( ̄▽ ̄)
彼らは自然体でくっついて、ファッションという子供を産み出し続けていった。
男女の夫婦であれば当たり前の話だけれど男のサンローランにはマタニティーブルーはキツかった!って感じなんですかね?!
┐('~`;)┌
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