「不思議とハマる、グロくてバイオレンスな異色ヤクザ映画。」極道大戦争 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
不思議とハマる、グロくてバイオレンスな異色ヤクザ映画。
【賛否両論チェック】
賛:「噛まれたらヤクザ」の世界観が新鮮。復讐に燃える主人公の姿と、ヴァンパイアとしての覚醒が見事にマッチして、痛快なアクション大作として観られる。
否:シュールすぎて良く分からないシーンも多く、苦手な人にはただただ不快に感じるかも。グロシーンも多数あり。
まず、“ヤクザ・ヴァンパイア”という発想が斬新でステキです(笑)。カタギが皆ヤクザになってしまい、本業のヤクザが困ってしまう辺り、思わず笑ってしまいます。そんなシュールな世界観の中で、亡き親父の仇を討つため、自らの運命に立ち向かっていく主人公の姿が、とても痛快です。まさに、
「愚直であれ。」
ですね。
笑いのシーンもかなりありますが、あまりにシュールすぎて、正直よく分からない場面も結構あります(笑)。
ハマる人には非常に痛快なサバイバル・アクションです。良くも悪くも、好み次第の作品といえそうです。
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