「なんだかすごい」もういちど らっちさんの映画レビュー(感想・評価)
なんだかすごい
事情で親戚の子供を映画へ連れて行かねばならず、ドラえもんが嫌だったので(笑)消去法で選んだ作品でした。
結論、大当たりです。
予告篇から見て取れるように、基本は人間ドラマ。最近の邦画の、ちょっとしたギミックやアクを超拡大して長時間バタバタする…そんなスタイルに比べるとずっとシンプルで、逆に斬新。
なにより驚いたのが、人物の大きさ。或いは部屋の狭さ、ですかね。普通の映画と、映される人々(室内で)のサイズ感が違うんです。そしてこれがなんだか涙腺をつつく。なぜかわからないんですけど(笑)。こんなことは初めてだったので。
暗めなトーンの映像が多いんですが、見ているこちらの気持ちはずっと明るいまま。本当に不思議な映画でした。「なんだかすごい」に尽きます。
PS という一方で、連れて行った姪っ子はゲラゲラ笑っていたので、良かったです。子供も落語は笑えるんですね…笑
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