「けっこうよかった」ママはレスリング・クイーン 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
けっこうよかった
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息子がブループホーム暮らしの里親映画でもあった。
母親がスーパーの仲間とプロレスラーを志すが、プロレスを見に行きもしなければ特に動画で見てもおらず、ゆるい。そんなに簡単になったり試合をしてもいいのだろうか。特に50歳くらいのおばさんは筋トレもしてないし、大怪我してしまいそうでハラハラした。
しかし、そんなど素人でもギリギリ成立しそうな感じのゆるい試合で、ゆるいながらも素人がやっていると思うとハラハラするという絶妙のバランスの面白い試合だった。相手のメキシコ人が素晴らしいのだろうけど、そこには踏み込まない表現だった。
ただ、試合を前にして主人公が失踪するのは、全くいただけない。殺人よりダメな行為に感じる。
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