ただひとつの拳のごとく

解説

アンデス先住民の価値観に基づく作品を手がけ続けてきた映画制作集団「ウカマウ」が、長きにわたる亡命生活を終えて故国ボリビアで制作した初の長編ドキュメンタリー。1971年に軍事クーデターで政権を握ったバンセル政権が7年間におよぶ独裁体制の末に軍事政権によって倒され、民衆運動が堰を切ったように高揚をみせる。それまで重層的な差別構造の中で互いに無関心だった工場労働者・鉱山労働者・インディオ農民は、労農同盟を形成して共に闘うようになっていく。左派台頭を恐れる軍事政権と民衆の闘いの過程を、内部から描きだしていく。

1983年製作/92分/ボリビア
原題または英題:Las banderas del amanecer

スタッフ・キャスト

監督
撮影
イグナシオ・アラマヨ
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