「グロとアクションとサスペンス、強烈に人を選ぶ」サボタージュ くりあさんの映画レビュー(感想・評価)
グロとアクションとサスペンス、強烈に人を選ぶ
血ドバドバ肉片バシバシ内臓ズルズル、グロくて血生臭く画面からにおってきそう。
セリフ回しは下品でどいつもこいつもディックだのしゃぶれだの。
ベトナム戦争ものなどの悲惨な戦争映画的な演出で、麻薬捜査の実戦部隊を描いた作品。
エクスペンダブルズがヒーロー物の作りで戦争してるのと対照的。
サスペンスとしての筋はよく出来ているが、最初の動画シーンから8ヶ月後に突入があって、その後の調査に半年あった、という時間経過が少しわかりにくい。二年前、というのが冒頭のシーンの時期ということにすぐには気づかなかった。
グロ耐性あって、刑事ものサスペンスがいける人、という強烈に人を選ぶ作品。
星3.5、個人的には面白かった。
ところで、字幕と吹き替えで意味が違うところが何箇所か。「この仕事は信用が〜」のところが「あなたはまだ信用してるのか」と「あなたが信用を失ったのはいつ」、「盗聴にビビってるのか」のところが「ビビってなんかない」と「壁に耳ありだ」とか。
Sextingを「お誘いよ」と「裸の写真よ」は、シーンの意味的には前者、その場の会話的には後者だから翻訳の難しいところ。
文字数制限のある字幕より、吹き替えの方が情報量が多くていい気がする。銃弾が置いてあった意味は、字幕の方では説明不足だし。
あと、「もう過ぎたことだから気にしても仕方ない、忘れろ」という意味て let it go と言ってたので、一人で「だよねー、こういう意味だよねー」とニヤリとしてた。
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