劇場公開日 2014年11月7日

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「終身名誉ターミネーター」サボタージュ marさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0終身名誉ターミネーター

2017年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

デビッド・エアー監督作品。
個人的に「FURY」はすごく高評価で、「スーサイド・スクワッド」は最低レベル。
あまりの振れ幅で気になる監督でした。

さて本作はというと、画づくりとか演出としては良いんだけど
ストーリーが破綻してるといった印象。
プロデューサーからの指示で大幅なカットをしたらしいから
仕方ないとも言えるけど、そこを成立させるのも監督の力量じゃないかなと。

特に肝心な(殺人の)犯人について、
サスペンス的にひっぱっておきながら「そうだったのか」的なスッキリ感はなし。
謎を盛り上げる前半と、解明に向かう後半、
まるで別な監督が撮ったのかと思うほどのチグハグさだった。
殺人の動機と猟奇的な犯行の必然性が薄いというか、何というか。

なんにしても、シュワちゃんがでっかい銃を構えると僕の頭の中ではターミネーターのテーマ曲が流れます。
よってここに彼を終身名誉ターミネーターとして顕彰し、後々まで語り継いでいくことを誓います(錯乱)。

あ、そうそう。
本作では血がドバドバ臓物ぐちゃぐちゃ飛び交います。
お食事中の鑑賞、または小さいお子さんとの鑑賞はお勧めできません。

mar