「ハラハラ感はなし」サボタージュ takamaruさんの映画レビュー(感想・評価)
ハラハラ感はなし
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概要を聞くと、エキサイティングな内容を想像するが、ドキドキ感が無いまま最後まで進む。
殺されていく仲間がまず全員チンピラみたいな、敵の雑魚キャラのようなのが問題の一つか。
それぞれのプロな部分が描けていれば良かったのに。
ストーリーとしても、ハラハラが無いのはなぜだろう。
敵をマフィアだとして、強いプロ対プロという構図だった方が見応えがあっただろうに。
また、お金を盗んだのは、仲間の誰かのはずなので、もっとはじめから仲間内で争い、殺し合いのようなものが起こっていれば、それはそれで楽しめたかもしれないが、最後になって、やっとそれが表に出ても遅いし、仲間を殺してた理由も単にムカついたからになっている。
拷問などしながら、お金を盗んだか聞き出して、お金を盗んだ犯人を追いつめていく側と、それにおびえる主人公という構図で進めていくのも手だったかと。
そう考えると、脚本がそもそもダメだし、リアルを狙おうとしている演出も失敗している。
一応ラストが気になるという店と役者の力でギリギリ最後まで観れた。
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