「(^^)本年度最高点です。」ハーモニー おにっち弐号さんの映画レビュー(感想・評価)
(^^)本年度最高点です。
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レビューで最後が違うとのご意見が!参考にさせていただきました。
原作読んでいません。
私の解釈ではトァンはミァハを愛していたのでしょう。だから拳銃で撃ったのでしょう。死を与えたのです。
死を与える事で、苦痛によって意思を持ってしまったミァハを彼女が望んだとおり、昔の意思を持たない
チェチェンにいた時のロシア兵に誘拐される前の彼女に戻してあげたのではないでしょうか?
欲求、痛みがない=意思意識をもたない=死
なんとなく『屍者の帝国』の本題にもつながりますよね。
ハーモニープログラムが起動して人類は意識を失ったのでしょうが、システムに繋がれていない人はどうだったか?
冒頭に出てきたトァンとワインを取引していたラクダに乗った老人が言った言葉がこの映画のポイントでは?
“ほどほど”
忘れちゃったんだけどねこんな言葉を言ってましたよね。文明の発達もほどほどじゃないと死につながるよって事かな。
自殺論、アノミー論で欲望の無規制は自殺につながると、、、、。どんなに文化文明が発達しても、、、、と。
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おにっち弐号さんのコメント
2015年11月19日
やはりラストシーンが違っていました。原作も読んでみました。
解釈をいろいろ考えたのだけど、憎悪とともに意思を持ってしまったミァハと元々チェチェンに住んでいたミァハは分けて考えるべきでは?前者は許しがたい対象で射殺。後者は元々のミァハでハーモニープログラムが起動しようがはじめから意思がないのでハーモニーの世界に戻る必要がない?ミァハは特殊な解離?