「原作も作画もクオリティが高い」虐殺器官 佐ぶさんの映画レビュー(感想・評価)
原作も作画もクオリティが高い
原作未読だが読んでみたい、映画では説明不足な部分を補完したい、そう思える出来だった。屍者の帝国も観たがこちらのほうが好きかもしれない。
ジョン・ポールと同じ考えではないが、民主主義も平和も殺し合いに疲れて民度が上がるまでは他国が押し付けても定着しないのではと、ある種諦めのような考えがよぎる。ぜんぜん違うようで、積極的と消極的の違いだけなのかも、と考えてちょっとゾッとした。
たらればだが、伊藤計劃さんが存命ならもっと多くの名作を残してくれただろうにとどうしても考えてしまう。
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