「本物のカルト」神は死んだのか LRさんの映画レビュー(感想・評価)
本物のカルト
宣伝されている情報からだとカラマーゾフの中の大審問官を現代に置き換えた実験的なアートフィルムのように見える。しかしこれは一般映画に偽装された、プロテスタントの中でも極端で不寛容な一団のプロパガンダ。しかしそれを完全に隠蔽してプロモーションしているから、観ない限り本当の内容は分からない。新興宗教の勧誘ビデオ以上にたちが悪い。
これを買い付けた人間、公開した人間、上映した劇場、コメントを出した著名人、そして思弁的なアートフィルムの体裁を指示した人間。関係者全ての神経を疑う。
0点で済む映画ではない。
本当に悪寒がする。
勘弁して欲しい。吐きそうだよ。
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