「無神論者は死ねというのか」神は死んだのか へねみこさんの映画レビュー(感想・評価)
無神論者は死ねというのか
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神の存在を認めない大学教授と、神の存在を証明しようとする学生との物語。
…のはずが、その他の人物たちの話の割合が多く、主題がボケてしまってる。
学生の証明も、過去の学説をもち出したり、教授の言動の揚げ足取りだったりして、一般ウケはしないだろうなあ。
(私はそこは割と好き)
最大の問題は、
無神論者(+クリスチャンではない人)は、傲慢でエゴイスト
クリスチャンは、賢くて思いやりある人っていう描き方。
特にラストは絶句…。教授が死の間際に神を認めたり、(ひき逃げされたのも神を冒瀆した罰だとでもいうのか!)、「神は死んでないメールを回しましょう」っていうヤツらいたり…もうビックリ。まさかの数の暴力。そこまでは、対話することの重要性を説いていたのに…。
観に来た人は、学生と教授との討論や、実際にあったという訴訟の描写をもっと期待しているのでは? まさかのキリスト教プロパガンダ映画だった。
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