「魔女魔女してる」スガラムルディの魔女 チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)
魔女魔女してる
わー、魔女たくさんだぁー。わー、魔女のスープ飲みたーい。わー、魔女の虜になりたーい、けど怖ーい。
とまぁ、こんな感じで「魔女」ってことで盛り上がっていれば、それで良いのかな、と。それで十分に楽しいっっていうね。
でも、私としては、途中に出てくるマリチュとグラシの壁伝い天井伝い動きとか驚異の跳躍といったもっと魔女っぽい動きを観たかったなぁ、というのはありましたね。
それに、ここに出てくる魔女って、どっちかっていうとゾンビっぽい感じだなぁと思いましたし、集団で追いかけてくる様なんてゾンビそのもの・・・。もっと魔女っぽく飛んだりしながら追いかけてほしかったなぁ、なんてね。
ちなみにこの作品にたどり着いたのは、コッポラ監督の『テトロ』にいたく感動し、そのキャストの中に「カルメン・マウラ」なる人物がおり、そしてそのカルメンの過去作を見ていたら、なんともキャッチーなタイトルとイメージが跳び込んできて、その監督を見てみたらアレックス・デ・ラ・イグレシアなる寡聞にして存じ上げない監督で、でもそのフィルモグラフィーを見てみると、なんとも陽気で楽しそうな作品ばかりであり、これは観てみる価値がありそうだとなって、本作に、ということに相成りました。
んー、がっつりハマったというわけではなかったですけど、とりあえずこの監督の代表作『気狂いピエロの決闘』は観てみようって気にはなりましたね。怖そうだけどね・・・。
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