「山田洋次監督、大林監督の絶賛を受けて」あの日の声を探して ぱっつぁんさんの映画レビュー(感想・評価)
山田洋次監督、大林監督の絶賛を受けて
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日本の巨匠であるお二人の絶賛を聞いてみかたが変わりました。これは描かれるべくして描かれた作品。大林監督のトークショーの回に見ましたが、映画を見るには教養がないと100パーセント楽しめない。まさに話を聞いてその通りだなと思いました。
実際この映画のミシェル監督はかなりのインテリ。山河遥かなりやそのほかにはも大量の作品をみて作られてるのは明らか。冒頭と終わりのシーンがつながるのもとても深い。監督自らが手持ちカメラで撮影したあの映像に監督のこの作品に対する姿勢が感じられ、甘い考えで戦争映画を撮っていないのがわかる。
記憶は忘れてしまう。だからフィクションの記録を撮って後世にこの事実を残す。お堅い事実だけのドキュメンタリーは残念ながら見られないから。
媒体は違いますが、50年前の新聞を読む人はほとんどいませんが50年前の映画は見られる。
映画の存在価値をずしりと思い知らされました。
今生きている私たちはそれを一人でも多くの人が見られるようにする努力が必要なのかもしれません。
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