ポリス・ストーリー レジェンドのレビュー・感想・評価
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ジャッキーの方向性
今作は今までのジャッキーとは全く雰囲気が違う作品になってる。
アクションよりもドラマ性が強く、おちゃらけた感じがない。
恐らく、今作を見たら身体張るアクションよりも演技派を目指す方向性を示す作品になっていると思う。
だから、今までのジャッキー作品と思うと痛い目に合います。
ほぼワンシチュエーションだし…
だけど、描かれることはなかなか深く何が正義かを描かれていて悪役にも悲しさがあり、考えさせながら見ていた。
本当に悪なのはエゴ向き出しのマスコミじゃないか?
気持ちなんてわからないのに知ったように優しくする人も罪ではないか?
などなど考えさせられる部分が多くとにかく身近にもありそうで怖いし、悲しい。
そんな悲しい今作のクライマックスは、ネタバレになるので言えないが、心を揺さぶられた。
恒例のNGシーンも相変わらずの元気なジャッキーが見られて良い余韻が残る作品だった。
とにかくおちゃらけた感じは期待はできないが、深くて良い作品になっていて相変わらずの元気なジャッキーの姿に嬉しくなる作品。
オススメです。
新成龍故事!
まただ、またなんだね
人情派のポリスストーリー
前作「香港国際警察 NEW POLICE STORY」でジャッキーが怪我をした敵を助けるシーンがあったが、今作はそんな彼の優しさを全面に押し出した人情派のポリスストーリーとなっている。
クリスマスの晩にバーで起こった籠城事件を解決するためにひとりの警官が奮闘するというプロットはダイ・ハードを連想させるが、犯人を含めて、誰も傷つけたくないという主人公の想いが劇中に溢れている。そのため、今回のジャッキーは必要に迫られて闘うので、アクションはいつもより控え目。それ故に闘う意味が明確であり、とりわけ人質解放を巡って展開されるケージでの格闘シーンは胸に迫るものがある。
犯人が事件を企てた目的は何なのか?要求は何なのか?物語の核心を後半まで引っ張り続けるストーリーは想像以上にスリリングに描かれる。そして、事件の真相を知った上で展開されるラストはジャッキーの優しさと犯人の想いとが複雑にぶつかり合う気持ちのアクションを見せ場にしたのは全体の作風にマッチした緊張感と興奮を生み出した。
これまでのアクション満載のポリスストーリーシリーズとは大きく作風が異なるが、やっぱりジャッキーは人情派の警察官がよく似合う。シリーズに新しい風を吹き込んだという挑戦を私は歓迎したい。
ジャッキー映画はいいねー
ポリス・ストーリーってこんな感じだっけ?
いやいや、すばらしい!
ポリス・ストーリー レジェンド
『大人』ジャッキー!!
本当に久しぶりに劇場で ジャッキーの映画を観ました
初っ端から度肝を抜かれたと言うか・・・自分の知ってるウン十年前のジャッキーの映画のイメージとは全く違う!?
若々しくて ハツラツとして 元気爆発(笑)な ジャッキーではなく 哀愁さえ漂う ベテラン刑事の姿・・・
アクションそのものに これまでの派手さは無いものの さすがジャッキー!!と 思わせられるスゴさO(≧▽≦)O
全編を通して語られる『命』と『愛』
これまでの作品もそうだった!!
愛するものを守るために 闘って来たんだ!!
子供の頃は アクションのスゴさに圧倒されて 気づけずにいたんだと Σ(゚д゚;)
この年になって改めて 気づき 感じました
ストーリー展開も ドキドキ ハラハラしっぱなしで クライマックスでは涙が止まらず・・・(その前から泣いてましたけど)
ジャッキーの明るくてお茶目な所も 大好きだけど こんなに 何と言うか 『大人』なジャッキーも ステキ!!でした!!
絶対 もう一度観たい作品です!
NG 集のジャッキーは めっちゃ可愛らしかったですよ(≧∇≦)/
アクション引退
ジャッキー・チェーンの集大成!
我らがジャッキー・チェーンが帰ってきた!
前作の『ライジング・ドラゴン』も圧倒的なクオリティのアクションムービーだったが、今回はアクションの見所ももちろんのこと、ヒューマンドラマもしっかりと加わった作品に仕上がっている。
大人気『ポリス・ストーリー』シリーズの集大成。みずから"刑事人生"に終止符を打つとして完成された今回の『ポリス・ストーリー/レジェンド』は冒頭シーン、瞳に涙を浮かべながらこめかみに銃を突きつけるジョン・ウェン(ジャッキー・チェーン)の姿から始まる。そのシーンはまさに、"終止符"を象徴しているシーンであった。集大成の言葉通り、この映画を鑑賞した後の満足度は未だかつて味わったことのないものだった。
ところでジャッキー・チェーンと言えば言わずも知れたアクション映画スターなのだが、彼は前作の『ライジング・ドラゴン』を最後にアクションを引退すると宣言していた。これでジャッキーのアクションムービーも終わりかと肩を落とした人も少なくないだろう。しかし、ジャッキー本人が「監督にはだまされたよ」と語るとおり、ジャッキーは本作品の中でバリバリ現役のアクションスターだった!
監督はジャッキーに「これはアクション映画ではなく、あくまでヒューマンドラマだから」と言っていたそうだ。もちろんその言葉に嘘はなく、しっかりとした話の構成、絡み合う人間感情、この作品の中には一言でアクション映画とは言い切れないドラマがあった。
ただ、やはりそこはジャッキー・チェーンの映画だけあり、アクションも抜かりはない。人間同士、肉体と肉体がぶつかり合う戦闘シーンもあれば、スケールの大きい爆発シーンもある。
脚本もしっかり練られていて、さすがは刑事もの、最後には衝撃のラストが待っている。
ジャッキーチェーンファンも、アクション映画ファンも、十分に見ごたえのある作品になっている。
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