「中途半端」ラストミッション みみずさんの映画レビュー(感想・評価)
中途半端
愛する娘に振り回されながらも、ミッションは完璧にこなす。
そのメリハリこそが、この映画の命のはずだが、中途半端だった。
確かに、ケビン・コスナーはカッコいい。
だが、重大な病気を抱えた人間に重要な任務を託すのは如何にも不自然で、
そのターゲットも貧弱で迫力に欠けた。
また、娘のひねくれかたも中途半端で、細やかな感情の動きを描ききれていなかった。
さらには、コミカルな部分も私のツボではなく、だらけた印象を付与しただけだった。
ストーリーの大筋は悪くないと思われただけに、残念なできとなってしまった。
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