劇場公開日 2014年6月21日

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「エージェント・イーサン 娘にお手上げ」ラストミッション 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5エージェント・イーサン 娘にお手上げ

2017年5月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

単純

興奮

最近脇に回っていい味を出すケヴィン・コスナーの、久々の主演アクション。(この後「クリミナル」ってのが公開されたけど)
脚本はリュック・ベッソンで、リーアム・ニーソンに次ぐ中年アクションスターを狙った企画である事は明白。
残念ながら一アクション映画としては普通。
ベテランCIAエージェントのイーサンは任務中に倒れ、余命3ヶ月と宣告される。謎の女エージェントから特効薬を提供される代わり、危険な任務を請け負う。
これと言って目立ったアクションの見せ場は特に無く、数々の大作で主演を張ったコスナーのアクションとしてちと侘しい。
が、父と娘のドラマとして見ればなかなか。
任務の傍ら、溝深い娘との距離を縮めようとするのだが、ここがちと笑えてもくる。
任務中に幾度も娘から着信。敵に美味しいスパゲッティ・ソースの作り方を聞いたりして、オイオイ…。
敵以上に、思春期の娘に悪戦苦闘。
でも、娘に自転車の乗り方を教える件などはほっこり。
爆走最強親父と違って、優しさや温もりが滲み出ちゃうケヴィン・パパ。

近大