ジェーンのレビュー・感想・評価
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最後だけカッコ付けてラクウェル・ウェルチ様♥
話の展開は女性が知恵を使って、男に打ち勝つ話で、『七人の侍』を彷彿される。
『女ガンマン 皆殺しのメロディ』をリスペクトしている。まぁ、ラクウェル・ウェルチの方が勝る。
しかし、この映画見ていると、南北戦争って奴隷解放はあくまでも大義名分って事が分かるだろう。
なんか、男目線何だよね。
大義名分として奴隷解放はされたかもしれないが、性奴隷は解放されるどころか狂乱の一途を辿っている。
時間が行ったり来たり。分かりにくい。また、相関関係として非常に理解しにくい。
あと、23分。どちらかが死なないとこの話は終わらない。さて。
気球が登場するが、熱気球じゃない。ヘリウム、若しくは水素気球って事だろうが、メンテナンスが物凄く大変。従って、この時代でも熱気球でなければおかしい。
アクション映画はやっぱり銃の撃ち合いは駄目だね。
真っ暗な中で銃声だけの映画なんて、なんか騙されているようで。
しかもハリウッド的な大団円。なんかね。
だから、アメリカは今でも、銃社会。って事だろう。
邦題がね…
もう少しなんとかならなかったか。
ジェーンって…うーん。
ギャビン監督作品じゃなかったら、目にも留めなかったかも。
最近はメア・オブ・イーストタウンからのスポ根ウォーリアー。
警察モノ、プライドアンドグローリー。
そして、こちらの西部劇。
ザ・コンサルタント、ザ・ウェイ・バック…監督の守備範囲広いのね、と。
当時のことを知る由もないので、これがどのくらいあり得るのかわからないが、子供を預け、1人で旦那の仇を打つ?
それはあまりにも無謀だし。
いきなりチンピラみたいなやつに倒され危ない目に遭うし。
そこにちょうどよくやってくる元彼ダン。
いやいやちょうど良すぎるよ。
あれだけ塩対応で断ったのに笑
後をつけてたの?どこで見てたの?
元彼に助っ人を頼むのはいいとしても、1人で何十人も相手に戦えるとは。
どんだけ強いんじゃ?
ダンさん、何年か前にようやく見つけた元カノ(フィアンセらしい)が、他の男としかも子供を抱いているところを見てショックを受けながらも近所に住んでたというのも都合良い。
ショックを受け、自棄になりながらも近くにいるなんてね〜。
そしてそして死んでたと思っていた子が生きていたとは。
そういう噂もなかったのか?
懸賞金もがっぽり。
なんだかめでたし的に終わったが、かわいそうなのはハムさんでは?
ハムさんにも助かって欲しかった、とつくづく思うのでありました。
気球に乗るシーン、お尋ね者のポスターをはがすシーンが印象的
すごく単純なストーリーで、ならず者ビショップ(ユアン・マクレガー)がビル・“ハム”・ハモンド(エメリッヒ)を執拗に追ってきて、ジェーン(ポートマン)たちは籠城戦を選択するというもの。
かつての恋人ダン(エドガートン)は南北戦争から帰ってきて、見知らぬ男と結婚していたジェーンを見て失望するのだが、やはりまだ愛していたのだろう。逃げることも視野に入れながらハムを守りつつ闘うのだ。敷地内には火炎瓶や爆薬を仕掛け、7人以上いるという敵を蹴散らす。この爆破のシーンも良かった。
ダンが戦争に行ってる間にジェーンは娘メアリーを産んでいた。複雑な心境のダンであったが、娘を探し出し、みんなでカリフォルニアに行こうと提案する。ハムは殺されてしまったが、ダンと娘2人とともに馬車に乗って去るシーンはどことなく『大草原の小さな家』を思い出してしまう。
【2017年視聴】
ナタリーの西部劇
観たのは大分前ですが、ナタリーは安定の演技でしたね。
ユアン・マクレガーは、悪役はあわない気が…。
顔とかしゃべり方とかが、悪役っぽくないと私は思います。
他の方も言ってますが、救いのあるラストは良いですね。
98分が長く感じるキレの悪さ。98分もかけてこの薄っぺらい内容。
撃たれた夫に代わり、銃を取る女ジェーン。女であり母であるジェーンの西部劇・・・と思いきや、あれ?メロドラマ?っていうくらい、ジェーンの活躍は見られない。昔の男ジョエル・エドガートンとのメロドラマの現を抜かし、エドガートンに守られてばかり。女性が主役の西部劇である意味あったのか?と疑問が残る。
子どもを殺された母親の復讐というひとつのテーマはあれども、それにしたって気の抜けるような結末が待っているだけ。誰もが銃を握る命がけの世界の中で、物語はお伽噺かと思うほどご都合的だった。
兎にも角にも、話の内容が薄っぺらくて仕方がない。そしてそれを何ともモタモタと語るので98分という短い映画がとても長く感じられる。回想シーンを幾たびも挟んで実に回りくどく描かれるのは、ポートマンとエドガートンのメロドラマ。西部劇を舞台にしたハーレクイン・ロマンスなのかと思うような筋書き。そこには、西部劇の屈強さも何もない。
実生活でも母になったポートマンにも何かしら心境の変化があって、この映画のプロデュースに至ったのかもしれないが、その出来はかなりトボけたようなものになったし、悪役を演じたユアン・マクレガーも一目ではそれがマクレガーだと気づかないような演じ込みを見せつつも、そもそも役柄に悪役としての旨みや狂気や妖気のようなものが決定的に欠けているためにまったく凄みを感じないし、夫役のノア・エメリッヒはただただ哀れな恋の踏み台に使われただけだし、唯一美味しい目に合ったのは自身も脚本に携わったジョエル・エドガートンだけ。彼にしても、同時期の脚本兼監督作品「ザ・ギフト」の時のような筆力が発揮されず、凡庸かそれ以下の退屈な映画だった。
細腕復讐記。
才女ナタリーが製作を兼ねて主演に挑んだ西部劇。
完成まで色々あったようだけど、脚本を含めてよく
出来ている。西部劇としての新味はないけど、女性
を主人公に(ガンウーマンってほどじゃないものの)
これだけの復讐劇に仕上げたのはさすが。ドンパチ
だけを期待すると残念な結果になるかもしれないが、
敵を迎え撃つために住いに仕掛ける爆弾など手工が
凝らしてあり面白い。冒頭から、いきなり元恋人に
助けを乞うのでなんだこの女は?と思ったが、中盤
で明かされる二人の過去、そしてジェーンが背負う
贖罪の軌跡が判明すると涙。あぁそうだったのか…
と、そりゃ現夫も元恋人も彼女を助けたくなるわな、
ジェーンは無法者以外の男には恵まれていたんだね。
あの細腕でバンバン撃ちまくるのもいいんだろうが
英雄に華を持たせた方が無難、というわけでお相手
のエドガートンがかなりの役得!とてもカッコいい。
二人の間に戦争が横たわり、それが原因で離れ離れ
になったようなものだから、その爪痕をもしっかり
描き、遺された者の再生と生きる糧に話を繋げると
いうドラマはフェミニズムを前面に押し出している。
ラストは(普通なら皆殺しで)まずあり得ないけどね。
(人物も景色も美しく悪役もユアンだと気付かない)
評価分かれてますが
感想は普通です。悪くはないけど目新しさがない王道のストーリー。
それに2人ともお腹のあたり撃たれた割に回復凄すぎ!手か足位にしとかないとあの時代、致命傷でしょう。
なるほど
西武に生きる女性の話し。
それまでは、流されるまま、生きる為に生きてきた女性が、自らの銃を手に取る。
それが大筋になるのかな。
だが、そこへ注がれる支流がとても丁寧に描かれている印象である。
何回か差し込まれる回想シーンが、野暮ったくも思えたけど、噛み応えのある物語だった。
西武劇ではお決まりの、銃撃戦ではなく密室の中の銃撃戦の緊張感に唸る。
無数に空いた穴に戦慄もするが、そこから漏れる光による影の演出が秀逸。
腹を撃たれたはずのヒロインが颯爽と馬を駆り、賞金を手にする様が腑には落ちないが…まあ、格好はいいわな。
生きていた娘との再会のシーンがとても好きだ。素直に良かったと思えたし、父親の心中は、どれほどのものだろうと想像してしまう。
彼女の守る「家」は、子供であり夫であり、自分の居場所なんだなと思えた。
女性は共感なのか、憧れなのか…女性のが満足度も拒絶も多い映画なんだろうなと思う。
テンガロンハットに、コート。
しかもスカートで馬を駆るヒロインは、文句なく格好いい!
眠い。。。
旦那が撃たれて帰って来て看病した後、眠くてダメだった。ありふれたストーリーで引き込む要素があまり感じられない。レビューでどなたかが書いている通り、この家は守ると言いながら最後は新天地に向かうのは変。
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