「けっこうハラハラ」ジェーン 肉ネ~ムさんの映画レビュー(感想・評価)
けっこうハラハラ
西部劇にしては撃ち合いがおとなしめ。そのぶん、一発に重みがあって緊張感はむしろ高い。派手な撃ち合いでバッタバッタと敵を倒していく浮世離れした退屈なシーンはない。それがよい。ナタリー・ポートマンは気丈でかっこいいが、活躍しすぎないのもリアルで〇。
戦争によって引き裂かれた二人が別々に過ごした時間の残酷さを回想シーンがうまく表現している。終盤まで陰鬱で救いがないまま進んだぶん、時間を取り戻した二人のラストには胸を打たれた。
コメントする