「後半雑すぎでしょ・・・」リアル人狼ゲーム 戦慄のクラッシュ・ルーム スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)
後半雑すぎでしょ・・・
一応タイトルに「人狼ゲーム」の名は入ってますが、人狼ゲームではなかったですね・・・。
まあクラッシャーなる犯人の手下がいわゆる人狼扱いで、一定時間ごとに部屋の中の人が死ぬことによって皆がそれぞれに対して疑心暗鬼になる辺りなんかは、ちょっと人狼ゲームっぽい雰囲気もありましたけど、まあ実際のところはサブタイトルが本タイトルな作品って感じだったでしょうか。
つまりマイナー作品によくあるタイトル釣り映画ですね(苦笑)
ただ私は特別人狼ゲームのファンって訳でもないので、面白ければこれはこれでOKだったのですが、残念ながら面白いとは言い難い内容で・・・。
低予算なんである程度ショボイのは仕方ないにしても、後半の雑さ加減は許し難いレベル、しかもあのオチはいくらなんでもなぁ・・・学生でももっといい案出すと思いますよ・・・。
まあシチュエーションは悪くなかったんですけどねぇ。
マンションのとある一室で、ここが私の部屋だと言い張る男女8人、世にも奇妙な風シチュエーションでもあり、そこに謎の死体もあったりでサスペンスフルなシチュエーションでもあり、前半の三十分ぐらいは謎が謎を呼ぶ展開に、ちょっと面白いかもと思ったのですが、その後はグダグダワンパターンの繰り返しで、残念の一言。
クラッシャーは誰なのか、そして殺人犯は?と言う二重の展開にドキドキした分、後半の肩透かし感は半端じゃなかったです。
あまりメジャーじゃない役者の方々の熱演も、これではかわいそう・・・。
結局AKB永尾まりやファンが、永尾まりやだけを見る映画ってことなのかな(そこだけは間違いなく堪能できます、演技力は印象に残らずも、なかなかの美形でしたから)
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