海難1890のレビュー・感想・評価
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素晴らしき『真心』を再認識できる映画
めっちゃ感動!どの映画にもいえることですがエンディングのあとのある方のお言葉を聞いてこの映画は完成します
ぜひ日本人とトルコ人の『真心』を2016年の映画館で観てほしいです
拍手しながら日本人を送る人々のシーンは本当に感動した。
とにかく見てほしい!
先日、旅行でたまたま樫野崎に行き、トルコ記念館、慰霊碑等を見学して、初めてエルトゥールル号事件を知りました。その日は偶然にも映画公開日で、奇妙な縁を感じ、今日やっと見てきました。
序盤は歴史的背景についてゆっくり確認する感じでしたが、事故当日から最後のシーンまではずっと引きつけられっぱなしでした。日本人はこんなにもやさしく、トルコ人はこんなにも義理堅く、人間はこんなにも相手を思いやれるものだったのかと、本当に胸が熱くなりました。恥ずかしながら、途中からハンカチが手放せなくなるほどでした。
映画としての評価はさまざまあるでしょうが、ここに描かれた感動的史実の前ではそんなことは些末なことに思えます。映画館でなくてもいいので、一人でも多くの人にこの映画を見てほしいと心から思いました。国も民族も宗教も関係なく、人を思いやる真心を忘れてはいけないと素直に思えます。大晦日に心をきれいに洗うことができ、清らかな気持ちで新年が迎えられそうです。
中東の場面での登場人物の少なさが不満です。
既に亡くなられましたが、日本人を救うために志願され、後に串本にも来られた機長のこと、着の身着のままの日本人を暖かくもてなされた客室乗務員の方々のこと、陸路で帰国されたトルコの方々のご苦労など、映像で見たかったです。
また、政府と日航が見放した人々のために奔走した、トルコ在住の商社マンなども。
イラン-イラク戦争の脱出に関わられた方々の描写も期待していましたので、その点で不満が残りました。
イラン-イラク戦争当時、何故日本人がトルコ航空に助けられたのか、私は後に知りました。
その時のトルコの方々の勇敢さと優しさ、義理堅さを見てみたかったです。
この出来事は、トルコ地震への日本の対応、迅速な自衛隊派遣、日本からヨーロッパへの技術輸出にも繋がります。
少し不満は残りましたが、「杉原千畝」と併せ、何故、ヨーロッパの中でもポーランドとトルコが格別な親日国なのかを、多くの日本人が理解出来るよい機会をいただいたと思います。
実際、ヨーロッパで日本が苦しむ時、迷わず助けてくれるのはこの二国だと思います。
日本の先人に感謝します。
情けは人の為ならず
思わず感動してしまいました
今こそ必要
海難1890
後世に残したい作品。
良くも悪くも期待値通り
日本とトルコの友好125周年記念共作映画とあって、今日までの両国の友好関係の裏側を知る上では分かりやすい歴史勉強映画といった印象。
1890年というあの時代に、自分達も生きることが精一杯な小さな村の日本人達がエルトゥールル号のトルコ人を必死に助けたというのは、日本人として誇らしく思える。
そしてそれを受け、トルコ人が1985年のテヘランでの在留邦人救出に一役買ってくれたという事実もまた、両国の真心を感じられ、素直に感動した。
ただ、構成等に関して..
1890年と1985年の内容の比率に少し疑問が残る。
共作とはいっても日本側の方が割合が高いのであろうか?
サブタイトルにもある「なぜあの時、トルコは日本を助けてくれたのか?」から考えると、そのきっかけとなった1890年部分が細かく描かれているだろうとは想像はできたものの、1985年部分があまりにもざっくりしすぎていたように感じた。
トルコ大統領もわざわざコメントムービーを送ってくださっていたりしているのにね..。
全体的に見ると、制作の仕方によって内容までもが
日本>トルコ
という主従関係で出来あがってしまっていたような感じがした。
友好記念映画であるならばそこは
日本=トルコ
で制作してほしかった気もする。
民間同士の友好を描きたかったのだろうが、政治色が強く感じられた。
また、映画の2時間弱には限りがある為仕方ないと思うが、
真心を持った当時の日本人がなぜ第二次世界大戦へ参戦していったのか、連合国側として参戦せざるを得なかったトルコはどうだったのか。
今回描かれなかった100年の間の両国の動きも見たかった。
最後に、
日本とトルコの友好がいつまでも続きますように。
見ごたえがあり
素晴らしい
史実に感動
今回この映画で初めて日本とトルコの間にあった感動秘話的史実を知りました。
まあ勿論映画的には相当な脚色があったことは間違いないところでしょうが、そこを差し引いても時を越えた両国の民間レベルでの友情秘話に、感動させられましたし思わず涙でしたね。
言葉は通じなくても心は通じ合う、言葉で書けば本当に陳腐なものですが、歴史が証明して見せたその事実には、心揺さぶられました!
目の前に救える命があったなら、自分のことは二の次にしてでもその命を助けたい、そう常々思ってはいても、そう簡単には出来ることではありません。
しかしそれを実践した和歌山の方々、そしてトルコの方々には頭が下がる思いで一杯です。
無償の愛とはまさしくこのことですよね。
トルコ政府の英断もまた素晴らしいの一言、それに比べて我が日本の政府は・・・。
むず痒くなるぐらい全て美談で構成された作品でしたけど、そこだけはちょっとリアルに恥ずかしい事実だったかも(苦笑)
ところでこの映画、二部構成の映画と言うことで、ニつの時代が半々ぐらいに描かれているのかなと思って見ていたら、多くの時間を和歌山沖での海難事故に費やしていたんですね。
まあタイトルからすれば当然は当然ですけど、テヘランパートがいくら時間が短いからとは言え脚本が物凄くやっつけと言うか、テレビの再現ドラマレベルだったのにはちょっとビックリ、と言うかゲンナリ。
史実には感動しましたが、海外の撮影だったとは言えもう少し何とかならなかったのかなぁ。
と、気になる部分はありましたが、日本パートは臨場感のある映像&役者の熱演もあって(演出面では気になる部分多々ですが)、見応え十分な内容になっていたと思いましたし、日本人としてとても誇らしく思えました。
何事も真心を持って接すれば、きっと伝わるはずってことですね。
今後もトルコとの友好が永遠に続くことを願ってやみません。
海難1890
始終感動で涙が止まらなかった。
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