「待ち続ける儚さ」セインツ 約束の果て 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
待ち続ける儚さ
西部劇の様相に初期T・マリックの雰囲気も感じられて埃っぽさに緑が印象的で綺麗な映像と静かな物語。
C・アフレック演じるボブは愛しているからといって何を根拠にあんな無謀で破天荒な行動を取るのか理解し難い。
寧ろ最後まで会わなくてもと願いながら鑑賞していたし男として父親の責任として自ら去るのも一種の美学。
三人のチンピラは立ち位置がイマイチ不明で目的も解らない。
R・マーラは魅力的で母親になる女性は強くて"ガスリー"って名も"ウディ・ガスリー"を意識している?この作品のLOOKに合っていてナイス。
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