「完璧なものなどない」バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 Waranさんの映画レビュー(感想・評価)
完璧なものなどない
本作を見て、正義とは人によって、立場によって異なるものであるが、正義の根源となる考えはいずれも共通して「守る」ということではないかと感じた。信念、友、家族、愛するものを、何を守るにしろ、周りが見えなくなるほど正義を貫くというのは危険な思想につながるだろう。
圧倒的な「才」を持つスーパーマンに対して、「努力」と「手段」でなんとか立ち向かうバットマン...どちらも魅力だった。しかし本作中、最も魅力的なのはワンダーウーマン(ガル・ガドット)だったと言わざるを得ない。
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