「リーアム・ニーソンとエド・ハリスの渋い演技が光るよくわからないスパイスで味付けされた珍味バカフレンチ」ラン・オールナイト よねさんの映画レビュー(感想・評価)
リーアム・ニーソンとエド・ハリスの渋い演技が光るよくわからないスパイスで味付けされた珍味バカフレンチ
マフィアの元殺し屋リーアム・ニーソンが殺人現場にたまたま居合わせた息子の危険を知り間一髪で息子を殺そうとした男を射殺したらそいつはボスでありガキの頃からのマブダチ、エド・ハリスの息子でした、というNYが舞台なのに異様にノワール臭がキツい作品。
『アンノウン』、『フライト・ゲーム』とご都合主義に頼りまくった安いスリラーばかりが続いていた印象のジャウメ・コレット=セラは今回はオーソドックスにノワールな演出を頑張っていますが、所詮は偏差値の低いバカフレンチなので全く意味のないCGモーフィングを多用しまくりでバカみたい。しかし、そんなバカっぽい演出をモノともしないのがニーソンさんとハリスさん、じっくり渋い演技を見せてくれましたのでお腹一杯です。
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