「熟年夫婦アルアルにはまだ早い。」ウィークエンドはパリで さぽしゃさんの映画レビュー(感想・評価)
熟年夫婦アルアルにはまだ早い。
50代後半の熟年カップル、ブルック(ジム・ブロードベント)とメグ(リンゼイ・ダンカン)が、新婚旅行で行ったパリを再度訪れ、あの頃をもう一度。な、お話です。
映画の評価にはその方の知識、経験、そしてなにより精神状態が大きく影響すると思いますが、私は熟年アルアル小ネタにちょっとついていけませんでした。
例えば、メグの歯ブラシをわざと使ってじゃれて、二人で鬼ごっこ的になって、メグがブルックの首すじをひっかいてしまって流血。
で、ブルックがメグに言います。
「胸、見せろ」
の、メンタリティとか、ちょっと理解できません(笑)
随所にあるブルックからの熟成された愛情表現も、もう少し大人になったらきゅんとくるんでしょう。
ゴダール「Week-End」のオマージュのようです。
ブルックが情熱的なHをすればなんとかなると思ってるとこが、若い男の子みたい。っていうか、きっと男性ってそういう短絡的なとこ、変わんないんだろうな。
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