ブライド・ウエポンのレビュー・感想・評価
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ジーナ・カラーノのプロモーション・ビデオ
日本でも「ジョシカク」人気は高くレーナさんとか野沢直子の娘さんとか美人ファイターが増えていますね。見どころもジーナ・カラーノのアクションに尽きます、ムエイタイや総合格闘技で鳴らした強者ですから暴れ出したら手が付けられません、本作はさしずめジーナのファンの為のプロモーション・ビデオなのでしょう。
(ここからネタバレ)
しょうもないプロットですが一応謎めいて話が進むのであまり書けませんがカリブの島のギャング風情がどうしてドナー適格者を見つけられたのか疑問です、ひょっとしてカリブ界隈は闇の臓器移植ビジネスのメッカなのでしょうか、それにしてもジップラインで事故ったら死んでしまうと考えなかったのか、誘拐のチャンスは他にいくらでもあるでしょう。都会が舞台だと規制や予算がかかるので田舎のロケにしたのでしょうが島には海とジャングルくらいしか見せ場が無いので無理やりのプロットとしか思えません。
昔からの島民はいたって純朴なのですが観光地となると腐れやくざが幅を効かせるのはどこでも同じ、ドミニカでも観光客を狙った犯罪は日常茶飯事らしい。新婚旅行先は良く調べて行きましょうね。
トイレ中もご用心
全く想像がつかない家庭環境(^_^;)で育ったヒロイン。
更生施設で出会った夫とのハネムーンで夫の行方が分からなくなり、単独奔走する話。
夫の家族が捜索を諦めてさっさと帰ってしまうのも驚き。
だから2人とも更生施設に行くようなことになったのかしら。
ハネムーン先は、Puerto Ricoからも近い、ドミニカ共和国のPunta Canaという人気リゾート地。
「知らない土地で知らない人について行ってはいけない」という大原則を守らなかった新婚カップル。
賄賂で動く警察もグルなので、ヒロインが孤軍奮闘し、悪い男どもをブチのめすのはそれなりに爽快なのですが、拷問も容赦なくて結構残酷。もし性別が入れ替わったら見ていられないです。本当の意味で性差別がなくなったら、本作もアウトかな?!
最後はヒロインらを追いかけるワル目線になり、手持ちカメラ風の撮影で、”Prison Break”でも観ているような気分に。
地元民が果物を投げて抵抗するのは良かった。
結局、島の実権を握っていると見られたSilvioは、そこまで恐れられた大物ではないし、一番観光客に絡んでいた(^_^;)おっさんが観光客の味方になるし。Danny Trejoに花を持たせたいのは分かりますが…。
一体何をやっているのか分からないくらい、多発性骨髄腫の「治療」の描写が適当過ぎる…。金持ちのワルなら、最上級の個室に入院できるだろうし、もっと他に上手い描き方があったはず。
それにしてもハネムーン早々、妻の凶暴さに愕然としないものだろうか。愛されている内は頼もしくていいけれど、浮気などバレようものなら半殺しでは済まないでしょ。
なんだかんだツッコミながらも観てしまう作品でした。
若干過剰!?
地上波初!午後のロードショーにて鑑賞
なんせ、ジーナ・カラーノの強いこと強いこと!素手でも強い、そこら辺に転がっているものを使っても強い、折るわ刺すわ撃つわ、なんせ強いんです!
ストーリー全体に突っ込みどころ満載なのは想定の範囲内ですが、終盤の展開のどんでん返し&どんでん返し。そして、”PG12強”な感じの痛々しい描写。
そんな点を踏まえると”ながら見”がちょうどいいハズの”午後ロー案件”としては、若干見入ってしまうので、マイナス1.5ポイントの星3.5ってところでしょうか。
追記
ルイス・ガスマン(ラストスタンドでしか観たことありませんが・・・)のイイ顔が見られますし
スティーブ・ラング(ドント・ブリーズの盲目無双老人役)もちょっとだけ見られますし
なんだか得した気分の午後ロー案件でした。
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