「映画はやっぱり楽しい。」荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
映画はやっぱり楽しい。
セス・マクファーレンも一種の天才かもしれない。
今回は堂々の西部劇。
といっても、僕は西部劇のなんたるかをよくわかっていない。本作も西部劇もどきかもしれない。
それでも、僕は西部劇の雰囲気を楽しんだ。
羊飼いのアルバート(セス・マクファーレン)が、恋人のルイーズ(アマンダ・セイフライド)に一方的に別れを告げられる。彼女は名士のフォイ(ニール・パトリック・ハリス)とつきあっていた。
そこに超美人のアナ(シャーリーズ・セロン)が現れる。
その後、ならず者一味が現れて、アルバートがやっつけるという、決まりきった展開を見せる。
セス・マクファーレンの演出は、雄大な景色を見せたかと思うと、大きな氷に圧死する瞬間を見せるなど、まさに緩急自在で、次に何が出てくるか油断できない。
ならず者クリンチをリーアム・ニーソンが演じているのもおもしろい。最近のアクションとはまったく違う役どころで、おそらく楽しんで演じていたのだろう。
映画っていいなぁ、とあらためて思わせてくれたことに感謝である。
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