「笑って、許して」荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて 未佐緒00さんの映画レビュー(感想・評価)
笑って、許して
フライト・ゲームのリーアム・ニーソン、目当てで行って来ました。
15禁というのでいかがなものかと思ったけど。
そんなに毒が強いか、いや、これは自分が大人だから笑える、余裕ってやつなのか。
一言で言うなら、確かに荒野で生きるの辛いよなーって、いうところでしょうか。
主人公のテッドがフられた彼女のことを結構、引きずって女々しく感じられたのですが。
いや、あんな街に住んでいたら誰だってそうなるよな。
ブラックジョークで、ばんばんと人が死ぬし、アリゾナでオタクって何か意味があるのか。
観ていて楽しいのが、役者、キャラクターが皆、ピッタリはまっているところです。
男は情けなく、だらしなく、あくどくて自分勝手。
女はコケティッシュで可愛く、流されているようでしっっかりと根を張って生きてるし。
笑えるけどほろっとするし、感動するところもしっかりおそえているし。
悪役の筈のリーアムさんが、凄く可愛く見えるのは欲目というか、贔屓目ですが。
見終わった後、凄く満足、得したって気分になりました。
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