「【”真なるジゴロは、女性の性欲だけでなく乾いた心をも潤す。”今作はジゴロ家業を始めた中年男二人が、女性に潤いを与える様を描いた小粋な会話も魅力なる作品である。】」ジゴロ・イン・ニューヨーク NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”真なるジゴロは、女性の性欲だけでなく乾いた心をも潤す。”今作はジゴロ家業を始めた中年男二人が、女性に潤いを与える様を描いた小粋な会話も魅力なる作品である。】
■代々続いた本屋を閉店することになったマレー(ウディ・アレン)は、中年になっても定職につかずにいるフィオラヴァンテ(ジョン・タートゥーロ)を使ってジゴロ家業をすることを思いつく。
意外にもフィオラヴァンテは人気を集め、すぐさま仕事は軌道に乗るが、フィオラヴァンテが未亡人アヴィガル(ヴァネッサ・パラディ)に恋してしまい、未亡人も彼に癒されて行く。
□鑑賞理由
・ヴァネッサ・パラディが見たかった。〇坊時代に彼女のセカンドアルバムを聴いて、好きになったから。我ながら嫌らしいガキであるが、今でも聴いているほどの名盤である。
アンニュイな雰囲気と、美しいメロディに被さるやや舌ったらずなウィスパーボイス気味の蠱惑的なボーカルが魅力である。
”ホモ舐め”レニー・クラヴィッツや、ジョニーディップが惚れる筈である。ウーム。
◆感想
・いい年をしてチャラい、マレーを演じるウディ・アレンと、長身で渋いフィオラヴァンテを演じるジョン・タートゥーロのコンビが絶妙である。
・フィオラヴァンテは、ポン引きとなったマレーの紹介での初仕事でDr.パーカー(シャロン・ストーン)を満足させ、大金を得る。
・そして、未亡人アヴィガルと出会い、二人は惹かれて行く。彼女は夫との間に6人の子をもうけていたが、心は空っぽであった。
そこに現れたフィオラヴァンテは彼女の心を満たして行く。
だが、彼女の幼馴染で、アヴィガルの事が好きな警官のドヴィ(リーヴ・シュレイバー)は、その事をラビに告げマレーは、ラビたちの前に連れ出されるのである。姦淫をそそのかした者として。
<だが、アヴィガルはフィオラヴァンテに別れを告げ、アヴィガルはドヴィが運転するパトロールカーに乗るのである。
今作は、ジゴロ家業を始めた中年男二人が女性に潤いを与える様を描いた小粋な作品なのである。>