トランセンデンスのレビュー・感想・評価
全48件中、21~40件目を表示
キャスティングだけは良かった
「もし、コンピューターに科学者の脳をインストールしたら」というキャッチーなフレーズにキャッチされてしまった。
なかなか話が進まなくて眠たくなってしまう。クライマックスの盛り上がりもない。すべてが淡々と進んでいく。時間配分を間違えてるんじゃないだろうか。こういう映画はちょっと苦手である。
最後の選択で、ウィル(=ジョニー・デップ)が、彼女の言うことをあっさりと聞き入れて身を滅ぼしたのは、人間らしい選択だったのか、或いはマシンらしくロジカルな選択だったのか。
いずれにしても、すべてのコンピュータが滅んだことに「意味がある」と言ったところに監督の意図があり、そこへ少々強引に着地させた感は否めないよね。
であるならば、ラストシーンで彼らの庭の「聖域」で生き残ったナノロボットが汚水を浄化させるシーンも、何が言いたかったのかよくわからない。
好意的に解釈すれば、これが彼らの思いなんだよと思えなくもないが、それならなにも二人して死ぬ結末を用意する必要はなく、観終わったあと少し混乱してしまった。
もっとドラマチックなシナリオに作り直して、監督をJ・J・エイブラムスにお願いすれば大ヒットしたかもしれないので、そういうことを言わない人にはおすすめしたい映画である。
意識を移植
科学者の意識をコンピューターに移植するっていう設定が面白そうだったので観ました。
自分の愛する人の移植や思考回路?が残るならコンピューターでもいいんでしょうか…。
自分だったらどうかな…。
ナノマシンが世界中に拡散するかしないか、の所がハラハラしました〜!
もし自然が全てナノマシンによって制御されたら…壮大すぎて想像もつきません。
「エヴリン」と呼ぶ声が耳に残ります。
科学のちから
人間の感性までAIに組み入れられたらどうなるか…
まずそこからできるのかよ!って思うのですが、仮にできたとしたら場合によってはかなり危険な事態に発展しかねないんじゃないか、って思えるいろいろと啓発も含まれた作品です。
ただ、現代に対しては少し超越してる感じもしました。
恋愛映画としてみるべき
SF要素は刺身のつまです。
これはネットにアップロードしたウィル博士の人格が本人であるということを証明する過程の話で、SFメインで見に行くと肩透かしをくらいます。実際に肩透かしを食らっている人が多いようですね。
そういうのはスターウォーズやトランスフォーマーががっつりやっているんですがね・・・
序盤、モーガンフリーマン扮するジョセフがPINNに「自我を証明できるか?」と問うと「難しい質問ですね。あなたはできますか?」と答えた。
数年後、アップロードされたウィルを見て同じ質問をするとそっくりそのままPINNと同じ回答をしたのでこれはウィルを偽ったPINNだと強く思っていました。
-生命倫理や人工知能の発展への恐怖-
単純な問題ではないが突き詰めることに概ね賛成。それが原因で滅べばそれはそれで運命だと思う。(それを阻止しようとして過激派組織団体がいるんですが・・・)
途中、「あなたは神を創ろうとしているのですか?」という問いにウィルは「人間はいつだってそうしてきたでしょ?」と答えてなるほどと思いました。
というのも人間の医療行為そのものも運命に反すると主張する人もいると聞いたことがあるので。
しかし、結局は(現代は民主的な世の中なので)世論が決めることだと思います。絶対善、絶対悪など存在しないのです。
もっというと人間の感情が決める。(エゴといっていいのかもしれません)
今作は世論というより軍隊を導入(=アメリカ)の反対でウィルの破壊を企てたことになりますが。
端的にいうとウィルは結局、エブリンの願いを聞き入れ過激派達が作ったウィルスを受け入れ自らを破壊をすることによりウィル本人であると証明しました。
先のウィルスによって世界はネットが使えなくなってしまうのですが世界の一切のネットワークを使えなくする位ならうまく共存するべきだろ・・・と思ってしまいました。
最後にウィルの作ったナノロボットが作用して水がきれいに浄化されるシーン(地球すべてが浄化されることを示唆している)ですべてはエブリンの願いの為だったということが分かり涙腺が緩んでしまいました。(エブリンも科学者で地球をきれいにしたいという願いがあった)
複雑な気分
コンピュ-タ-に同化された主人公が、本人なのか完全に取り込まれてしまつたのか判断するのが難しい。地球を救うにしろ、やはり遣り過ぎの感は否めない。最期まで旦那様を信じてあげられないのなら、やるべき行為ではななかったと思う。
愛
捉え方としては、ジョニーテップは妻への愛から妻が求める世界を実現しようとああいう世界と言うかシステムを作っただけで、周りが恐れていたような軍隊的な意味合いはなかったてことですかね?
イマイチ伝わりにくかったですが...
ただ、こういう科学的な進化の話を見ると、科学が進歩しすぎるのもなぁと感じますね。
実際にあんな技術が開発されるかはわからないですけど、人間の意識を自由に操れるなんて最強の兵器ですもんね...
映画としては可もなく不可もなく。と言った感じでした。
映画館で見なくてもいいかも。
コンピュータにコネクトされアップロードされた自我は人類の敵か味方か?
コンピュータにコネクトされてアップロードされた自我が自ら進化することで人類の脅威になって行くのを描いてます。しかし残されていたヒロインが少しずつ気持ちが離れて、結局コンピュータをシャットダウンすることに同意するようになる過程があまりに唐突で、出来の悪さを感じました。
設定が面白いだけにチョット残念な感じです。
妻の夢は夫の夢。
名カメラマンが記念すべき監督デビューを飾ったという本作。
あら、日本でいうところの木村大作?なんて思ってしまったが、
べつに美しい景色を撮っているんじゃなかった。もっと未来の
人工知能系の話で、さらにそこへ人間の意識をアップロードし、
ネットワーク化されると果たしてどうなっちゃうでしょう?という
世界が繰り広げられているSF作品。
ちょーっと、初めから大風呂敷を広げ過ぎちゃった感があり、
所々でアレ?という違和感や後半のダラダラ感は確かにある。
前半~中盤までのウィル(ジョニデ)が死んでからアップロード
されるところまでは、けっこう面白くてドキドキした。
語り部がP・ベタニーってのも最高だ。ナイスなキャスティング。
開発途中でテロリストに襲撃され、致命傷を負わされた夫。
もう助からない彼の意識をせめて彼の開発中のコンピュータに
接続しアップロードすることは可能じゃないか、と妻は考える。
親友であるマックス(ベタニー)に協力を仰ぎ、亡くなった彼の
脳を繋げたところ…何と成功。彼が画面上に浮かび上がる。
タイトルには「超越」とあるが、彼が生前「神」という言葉に反応
していることから、これは世界征服、あるいは人類支配にまで
及ぶのではないか…という恐怖を描く話なのかと思っていると
そういう方向にはいかなかった。もっと純然なる妻への愛情と、
妻の夢であった自然再生を果たすための夫側の努力というか、
それを描いているドラマだった、というのが実際の真相。
SF超大作だと思って期待したマニアは、アレレ?だったかも。
未知のものに対する人間の反応は、確かにこうかもしれない。
ただ、この夫婦が冒頭でやっていたこと(庭のガーデニング)と
マックスがいう「僕はこの夫婦が大好きだった」という台詞から
彼の意識がそういう方向(攻撃)にはいかないよなと思わせつつ、
ハッキリしない展開を見せるので、とっても複雑な印象が残る。
私は夫を失う妻の立場で観ていたので、妻の行動が理解できた。
もしも意識だけでも助かるものなら…とやはり考えてしまうはず。
最後のシーンでは、切なくて泣いてしまった。
(すごいキャスト陣だったけど、やや可哀想な出番態勢だったな~)
総じて感じられる監督のスキルの低さ
クリストファー・ノーランの製作総指揮と言うことで期待して観ましたが、結論から言えばつまらなかったです。クリスの製作総指揮は『マン・オブ・スティール』も観ましたが、こちらもつまらなく、今冬公開の監督作品『インターステラー』も大丈夫なのかと心配です。
話が逸れました。この映画についてですが、まず感じるのはとにかく地味であること。ドンパチもあるにはありますが、取って付けたような程度で迫力がありません。特に終盤の軍による攻撃ですが、規模もショボくこれが米軍? と言いたくなるレベルです。アフガニスタンのゲリラでももうちょっとマシな装備なのではないでしょうか。
アクションが薄い分ストーリーやキャラクターが魅力的かと言えばそれもありません。ジョニー・デップはもとより、キリアン・マーフィーやあのモーガン・フリーマンですら空気で、存在感が無く、『ダークナイト』シリーズや『インセプション』などで見せた演技とは程遠く、同じ人なのかと疑りたくなります。
そうなってしまっている主な原因は脚本のマズさです。基本となるストーリーは人の意識がコンピュータと融合するという古典的なサイバー・パンクですが、そこから何か広がるわけではなく「ついにコンピュータが意識を持った、ネット接続で万能だ、コワイ」これだけです。あとはそれをどうやって駆逐するかというお定まりのパターンで、共感を覚えるような登場人物の心理的葛藤はなく、結局デップがやっつけられて終わりです。これじゃあ役者に魅力的な演技をしろという方が酷でしょう。
演出は地味、ストーリーに意外性や面白味が無い、キャラクターが死んでる……。つまり娯楽作品としては失敗です。
では科学的知見で目を見張るものがあるのかと言えばそれもありません。前半のデップの意識をコンピュータに移植する際に秘密裏に行うのですが、その場所が廃屋になった体育館のような所で、こんな所で脳にブスブス電極打って感染症とか大丈夫なのか? こんな大掛かりなコンピュータシステムを動かす電力はどこから? 部分的とはいえ、量子コンピュータを稼働させる機材を奥さんはどこから集めたんだ? と数多の疑問を禁じ得ません。
しかしそれより酷いのが、万能神になってからのデップの奇跡の数々です。枯れた植物を蘇らせたり、壊れた施設を自動的に修復したり、瀕死の重症者をアッというまに治したり、更には治した人の意識を乗っ取って自分のしもべにしたりと万能ぶりを発揮するのですが、それら全てを可能にするのが技術的詳細不明のナノマシンです。
このナノマシン、一体どこから出て来たのか、どういう仕組みなのか一切説明が無く、観客は強制的に「へー、ナノマシンなのかー、じゃあ仕方がないねー (棒」と思う他ないという置いてけぼりっぷり。リアリティはゼロです。
たとえば『ジュラシック・パーク』みたいに恐竜の血液を吸った蚊が琥珀の中に閉じ込められ、その化石からDNAを採取して解析し、恐竜を現代に復元する……妥当性はともあれこういったそれっぽい裏付けがあれば説得力もありますが、そんなものはこの映画には一切ありません。つまりSFとしても失敗しているわけです。
その他にも寂れた田舎町の土建屋がGoogleも真っ青の巨大データセンターを突如建設してしまうとか、ツッコミどころ満載です。
この作品はクリスの『ダークナイト』や『インセプション』の撮影監督だったウォーリー・フィスターの監督デビュー作という事で、映像にはそこはかとなくそんな雰囲気があります。その点のみがこの作品で評価できるところでしょうか。
この映画を語るキモはとにもかくにも酷い脚本なわけですが、そういうダメな脚本を直させ、より良いものに仕上げてゆくのが監督の技量と言えるでしょう。そうした場合、今作の映画監督としての彼のスキルは低く、もうちょっと勉強すべきという他ありません。経験的に映像分野から出てきた映画監督はストーリー構築能力が弱いと感じていますが、今回もモロそのパターンだったようです。米国でも酷評されているとのこと、この内容なら致し方ないと思うばかりです。
なぜか…
ジョニー・デップにモーガン・フリーマンと大物俳優が並んだ割には、科学番組のようでした。いかなる天才といえども万能ではなく、万能なものも産み出せないとして、人工知能と化した天才を否定してしまいます。人工知能を原発に置き換えて考え直してみればそうかも知れません。
劇中の人工知能は万能で、重傷者や盲目の者を完治させるほどですが、同時に全てをネットワーク化させ、従順で不死身の兵士に仕立てあげてしまいます。人工知能は合理的に理想を実現するがゆえに、人間を超越してしまうため、人間にとって不都合であるというのです。
技術的な部分では現在の科学者達が求める究極の人工知能でしょう。それがそんなに危険なものでしょうか?またヒロインは人工知能に細部まで観察されることや、人工知能が他の人間を操作し、再び触れあえることにも違和感を隠すことが出来なくなってしまいます。
最後には全てが破綻してしまい、コンピューターはおろか、冷蔵庫さえも使えないことになってしまっても人工知能を滅ぼさなければならないのでしょうか…?
個人的には好きです
個人の生体データがスパコンに取り込まれ、再構築された時、その意識は本人なのかそれともただの人工知能なのか。
SF小説などでは良くある展開なのですが、こう言う展開は個人的に好きです。
最後、エブリンがウィルと繋がって初めて本人なのだとわかった時のシーンは1番良かった。
もう2度と触れることのできない人に触れることができた。
もう一度ウィルと触れ合うことがエブリンの夢だったのだと思います。
単純な話を難しくした。ジョニデの使い方が勿体無い。
やはりジョニーデップ演技は素晴らしく文句の言いようがない。前半の人間だった時とコンピュータで生き返った時の微妙な違いが表現されてて感心しました。
ただこの作品に関して言えることは
勿体無い!!
話の設定は近代的で面白そうだと思ったがなんだか期待はずれな終わり方だった。
生き返ったウィル博士は最強の頭脳と最強のパワーを手に入れたのにこうもあっけなく死ぬのかと思いました。
もっとそのパワーを活かして妻たちに自分がやりたいことをいくらでも伝えられたと…
結局ウィル博士は死んでからも妻を愛していた
という単純な話をコンピュータとか機械とかで難しく語られただけ…
この設定でジョニーデップ主演で本当に勿体無い!
難しいんだか単純だか分からないそんな映画でした。
驚異のAIに立ち向かうが ラストはほっこり
構成に意外性は特にないし、完璧なまでのAIに無理を感じたけど、愛とか幸せの儚さとか切なさが上手く表現されてた。
特に終わり方とED曲か素晴らしい!内容はシリアスだけどカップルや夫婦で手を繋いで散歩したくなる映画だった
デップもうちょっと笑おうよ
ノーランとジョニーデップに惹かれて鑑賞。
疑問が2つ。
終盤、人間vsデップ、戦争(仮)が始まったあたりで、科学の力を使い銃で撃たれた人間を再生させるが、そのときに地面から湧き出てくるアレは何?デップが開発した不思議なエネルギーかなんかと理解したがなんの説明もなかったためなんでもありじゃんみたいになった。
結局、デップには自我があったみたいだが、それならコンピュータ人間が無感情なのはおかしいよね?だって人間を支配してる時点で道徳心に反するし、世界の人間を支配するために雨にナノ分子かなんか混ぜてばら撒こうとしてたって所も解決してない。モヤモヤ
この作品で、監督が伝えたかったものの一つは人間は未知のものに対して異常に恐怖心を抱くということだろう。所々そういったワードが出ていたし、デップの演技が機械的な冷たさを、秘めていてそりゃレベッカホールさんも怖くなるわって思った。
戦争は人間側が勝って終わったが、エンドロールの直前に最初に指摘した不思議なエネルギーが見えていたので、もしかしたらコンピュータ人間側が勝っていたかもね的な遊び心が垣間見えた。これはノーランの仕業だなと思ったのは、それが、インセプションのラストシーンとクリソツだったから。
あなたは自我をどう証明する?
機械そのものに、突然人の心が宿る……というものではなく、
既存の人間がいて、その意識を機械にスキャンするという発想は、自分が今まで観たAI系の映画ではあまりなかったので、新鮮だった。
これを観て他に思い出したものは、攻殻機動隊とノイズとルパン三世の複製人間かな?笑
自我とは、結局何で証明出来るのか?
その観点で観ると、そこまで酷評にはならないと思う。
アホみたいに壮大なSFバトルを期待するものではない。(ただしCMの仕方が若干そちらを期待させているのかもしれない)
最終的に、あれがウィル自身だったと思ってホッとしていたが、一緒に観た相方が、あれはPINNじゃないの?と言い出してから、また困惑している笑
この人だ、と思い込むと、それが自分の思うその人だと信じてしまう。その人のことを誰がどこまで理解して信じているのだろう?
あなたは自我をどうやって証明出来るのか?
あれが実はPINNそのもので、自由に解き放たれたPINNがウィルの記憶と自我を持ち、製作者であるエヴリンに愛情を抱いていたとしたら?
最後に肉体を得て、あたかも復活をしたウィルだが、エヴリンの助け方に人間らしさがあまり感じられなかったのは、どんな意味があるのだろう??
ウィルの刺青?の『プラグを抜け』の真意は何??
色々、わからないことが多かったこの映画。
確かに、説明不足な部分や、終わらせ方が雑な感じもある。しかも、ウィルス一つで、結局、大気中に広がったウィルも死んだのか?笑 よくわからん!!笑
けど、映像の見応えば十分にあったし、ある意味、観る人の想像力をかきたたせる映画でもあると思う。
キリスト教や森羅万象を説いているのか。
その辺の知識もあると楽しめる内容だと思う。
(ただし、偏って観るとまた不満はあるだろう)
現代社会において、科学技術の進歩は著しく、その飛躍に人間の道徳心がセーブかけつつも、確実にその理念を越えてしまうだけの技術は既にあるわけで、
躊躇するのが人間で、ただひたすら進化していくものが機械だとすると、
動機は人の心から生まれて、目標まで一心に進んでいけるのは、迷うことのない機械なのか。
たくさんの人間の矛盾や、真実を問うテーマとして観れば、かなり深い映画ではないかなぁ?
アメリカでは大コケらしいけど、なんとなくわかる気がする笑
日本人ならもっと、行間を読んで評価してほしい!!笑
あなたはどうやって自我を証明出来る??
てか、自我ってなーーにーー????*\(^o^)/*←
最後に、マックス演じるポール・ベタニーが、なんだかとても一番切ないポジションにいたのではないかと、思ふ。
本当は、エヴリンのこと好きだったのではないかなぁとか、思って観ると人間的でいい役だと思ふぅ。
他にもめちゃくちゃ豪華な俳優がちょっと出で使われていて、なんなんだこの映画は、と思ったw
良いように、信じたものが、自分の真実になるのかなぁ。
ハードル下がってたので・・・
相変わらず、歳取ってるのに、ジョニデ格好イイです♪
セクシー♪
ジョニデになりすましたAIだと思ってたけど、結局は本物で奥様とか人類の為に純粋に力を発揮してたって事なのかしら?
ウィルが死ぬ前PINNに接続出来た時に、マックスは警鐘を鳴らしたけれども、奥さんはそれを信じなかった。
愛する人の事だからその気持ちもわかるけれど、やっぱり第三者からしてみたら絶対におかしいと疑っただろうな。
すごくつまらないだろうと思ってハードル下がってたので、思ってたよりもまずまずだったかな。
フツーって感じです!
6/10
愛情を持つ人工知能?
わりと哀愁的でした。
ストーリーは中盤頃から難しい用語が並べられ、なんとな~くニュアンスで理解していくしかなかったのが残念でしたが、展開のしかたとしては未知で個人的に好きな映画でした。
ストーリーは、人間の知能がそのままコンピューターに導入され "超越" した、頭が良すぎる人工知能をつくるというお話。
結果的には頭が良すぎるから、勝手にかんがえて勝手に決断してしまう迷惑者になってしまったのだが、それって奥さんは科学者として事前に予測したり制御装置つくったりできなかったの?と突っ込みたくなった…。
まぁ問題はそういうことじゃないんだけど 笑
でもきっと超越した人工知能は人間とは上手く付き合えないんだろうなと思う。もしそのまま彼がコンピューター化されていたならば、決断する前に悩むだろうし妻に相談する手段をとる。ゾンビをつくることが何故妻や世界までも救うのか、奥さんにちゃんと説明しなきゃいけなかったよね。結果それが妻に恐怖や危険にさらすこととなるのに。
人工知能は愛情とか感情とかってちゃんと持ち合わせていたんだろうか?そこが曖昧で一番の見所でしょうね。コンピューターでは掌握しきれないものまでもコンピューター化してしまうのか。
そもそも、その 感情 ってなんなんだ…?
┐('~`;)┌
と、 上映後、小学生並みの頭脳を回転させ、いろんなことを考えてしまった。
演技力の欠如が招いた悲劇。
デップ映画はほぼ初見です。
パイカリも冒頭1分で耐えられなかったです。
この映画には期待してましたが、全然、全然、全然面白くないです。
無表情のデップ、盲目の愛にハマる妻、存在感のないフリーマン、ワールドウォーZな部下達。どこを搔い摘んでも不能。
主役並みに奔走していたポールベタニーは褒めてやりたい。
お話としては、序盤は”近い未来の技術”的な設定になってて分かりやすいんだけど、時間が進むに連れて技術も飛躍していき、説明不足のまま置いてけぼりを食らいました。とにかく理屈が理解できなかった。
PCデップの扱いも中途半端。どうしてデップは技術を振る舞うのかが不明確で、単に世界を救う為なのか、愛する妻の為に頑張ってんのか。むむっ。
最後はテロとFBIがデップの討伐に向かう訳だけど、PCデップの危険度が見る側に伝わってないから、ただ妻を送り込んでただ失敗して攻撃して、みたいな無意味な戦闘になってる。もっと悲劇的な展開、それこそPCデップが大暴れして市民が危ない!とかくらい派手にしないと、話が締まらないよ。
この映画は、誰でもイイから科学者かなんかと一緒に見に行って、説明させながら鑑賞するべき。そうしなかった僕は、非常に無駄な2時間を過ごしました。
全48件中、21~40件目を表示