たまこラブストーリーのレビュー・感想・評価
全11件を表示
見直した。それだけ
最後すごい良い、泣ける。セリフはないんだけれど、もち蔵が両手で顔おおって泣いてる。それ見てさらに泣ける。
もち蔵よかったな。
TVアニメ版観てない人でも、何も知らなくても抵抗なく観れる内容で、映画としての完成度すごく高い。
みどりがたまこ大好きで、たまこを誰にもとられたくないっていうのは全話視聴した人なら解る。たまこがお后じゃないとわかって安心して腰抜かしてへたり込む様子が描かれてたり、もち蔵の告白を阻止し、もち蔵のことをどう思っているのか直接たまこに訊く場面もあった。
映画ではもち蔵に対して「めっちゃ見てるね、たまこのことばっかり」と言い、東京へ行く発言に対して動揺の表情をみせる。
たまこへの告白を急かせて、その直後に自己嫌悪だという。この映画から入った人だと、みどりちゃんが何考えてるかちょっとわかりづらい。みどりちゃんはもち蔵が好き?自分の気持ちに踏ん切りをつける為にけしかけた?卒業を前に白黒つけたくてなのかと。この疑問がそうではないことを劇場版だけ観てる人の為にちゃんとエクスキューズをいれてる。たまこに告白した後のもち蔵に向けて「見直した。それだけ」っていうセリフ。ここがスゴイと思った。
カセットテープが裏面に切り替わり、母から父に向けた歌が流れるプロットも非常に良い。父から告白されて逃げ出してしまったという母が、きちんと自分の気持ちを伝えたんだとわかっての完全復活。
たまこがもち蔵の告白をどう受け止めたらいいかわからず、探し続けるだけのお話なのに、今までしてきたお話を活かしきった演出で、こんなにも良いラブストーリーに仕立て上げる監督は天才だと思う。たまこまーけっと第9話がすごい良くてまるで映画みたいだったなぁ名作だぁと思っていたら、もっといいラブストーリーがあった。ここからはじまるというラスト最高です。Everybody Loves Somebody 南の島のデラちゃんも★5
真面目が人間の基本だ。
おっさんの感想で申し訳ないけどよお。たまごじゃなくてたまこだったし、最初まるで違う話なのかと思ったら、『男はつらいよ』のオープニングのような感じだったようだ。ネットで少しだけ調べたら前年にテレビで12話放映した背景があると言う。だがこの劇場版だけでも独立して観られるらしい。日本映画専門チャンネルはこのようなパターンをこの夏休みに幾つか放映した。『劇場版あの日みた花の名前を僕達はまだ知らない』もそうだった。こちらは劇場版と付いているからそうした経緯がわかりやすかった。◆向かいの家が同業の店(餅屋)でそこの幼馴染の男女が成長して高校生になり、男のほうが女のほうを女性として好きになったのに気付いてしまい・・・。という、すぐに思い出すのは『タッチ』みたいな設定だが、テレビドラマにせよ他にも幾つもあったと思う。◆「そうなんだ。たまこにちゃんと言わなきゃ伝わらないんだ」と男がつぶやく場面があるが、そうなんだけどなかなか言えないものだ。そして女のほうは無邪気で気付かない。◆こうしたアニメを観る人々は健全な精神を持った人がほとんどだと想像するので頼もしいし、つい3、4年前の作品であった。◆脇役の女も相当可愛いのに本命では無い事からの複雑な心理。男のほうにも友人の仲間たちがいる。そして馬鹿な奴らである。◆ところが男が告白してしまったばかりに女は驚く。ここがアニメだが、浅瀬に落ちてしまう。そこでなぜか「かたじけねえ。お先に失礼させてござんす」みたいな言葉を発して逃げてしまうが、こういうのが今風なのかも知れねえ。◆カーテンを閉めるシーンは偶然にも今日のNHK朝ドラ『ひよっこ』でもしていたが、こちらは三男を巡って、米子と時子が出会い、言い合うシーンの日であった。妙にリンクしている。真面目な人達こそ本当に恋愛がある。実際の今日の日本は真面目な人がいなくなってしまったので、恋愛はしないほうが良いのが本当のところだ。恋愛ゲームで経験人数が五人だ十人だ三十人だとなって行き、崩壊して行く。一人を生涯愛せるのが、その人を見つけられた人が本当の恋愛をした人なのだった。どんなに美しくとも別れた場合は失敗の恋愛もどきだろう。偽物だったのだ。結婚しようが子供が出来ようが。偽物だったのさ。それだけ厳しくなければ本当はわからないのだ。こんな本当の頃を言うと怒りだす人もいるだろう。図星だからだ。◆バトン部には理論家女子などもいて面白い。◆告白後は女も当然意識してしまい、不安定となる。不安定で全うである。◆先生がオスマン帝国の説明をしている授業中に窓際で空を見上げて幼児期の事を思い出すたまこ。◆商店街を歩いているとおじさんやおばさんたちがお帰りたまちゃんと言ってくれる。商店街というのもこの作品の背景だな。◆そしたらやたら告白した男とバッタリ出会ってしまうたまこ。男の名前が餅屋でもち蔵(笑)。商店街の人達はみんないつも通りだが、たまこともち蔵の関係が違ってしまった。言葉の力だ。力の生ずる言葉も実際はあるのだった。◆もち蔵が東京の大学に行くと言っているのだから舞台は東京では無い。◆しかしこんなに困ってしまうのなら、昔のように「いいなづけ」でもいる時代のほうがすっきりしている気もするし、それで助かる人も多かろう。◆最近はアニメのほうが露骨なセックスシーンなど無かったりと、アニメのほうが高級な時代になっているかも知れない。だからアニメを観ているような人々のほうが高級な精神なのかも知れない。男女は難しい。少し間違うと汚くなってしまう関係だから。◆高校生なんて時代は思考の成長のスピードもてんでばらばらで難しい時期だ。間違っているほうが影響力を持ってしまうとつるんで汚い方向に走ってしまったりする。しかしその逆がある。確執もあったりする。◆そして無邪気な小学生か中学生くらいの妹が付いていたりする。◆たまこは、お父さんがお母さんに告白した時に関係した曲をどうして聴いているのと妹に尋ねられたりする。◆男はいきなりすぎたかなとため息をついている。そしたらカフェのマスターが若さとは急ぐこと。砂糖が溶けるのも待てないくらいとか。後悔の苦さは何かをした証。一つ一つ味わいたい。とか、ダバダーダバダバダバダーみたいなセリフを言う。気持ちいい。◆アニメ脚本家の吉田玲子氏が私と年齢的に同学年とは。背景が垣間見られるとちょっと不思議な風にも感じたりする。同学年も至るところで頑張っている。最近も『ひよっこ』のみね子の父さんとすずふり亭のマスターは同学年だった。◆告白したされたの二人を心配するたまこの友人たちも良い。◆ぎこちない二人。このドラマの場合は幼馴染。幼児期の男の優しさを不意に思い出す。◆二人を結び付けようと画策するたまこの友人たち。ここは喜劇的でさえある。◆本当はもち蔵が好きだったが「見直した」で済ませるかっこいいような女も登場する。たまことも友達だ。だがそういう子には別の素晴らしい男が後に現れるものだ。◆そして萌えのバトントワリングシーンとなる。◆ねたばれを書きすぎだ。◆アニメ監督も女性だが、おそらく同世代なのか。脚本家のほうは、40代後半でこうした良い意味で健全な青春ものを書けるのが素晴らしいと思った。◆他にも微妙な心理描写が次々と出る。◆こうした良い人ばかりの映画が主流であるほうが結果的には良いのだと思う。◆ただ自由乗車券なら良いとしても、指定席だったとしたら新幹線に迷惑をかけてはいけなかったとは思う。ただ私は新幹線の事を詳しく知らない。◆終わり方もこれで良い。◆贅沢な時間だった。ありがとう。
最高でした
たまこまーけっとのアニメを一通り見ていましたがラブストーリーは未だに見ていませんでしたが見てみたところとても感動しました。自分的に一番たまこの父(ダイナマイトビーンズ)が歌った恋の歌に対する母が歌った歌を聞いた時涙が止まりませんでした笑 最高のシーンでのもちぞうとたまこの糸電話での会話で「もちぞう大好き!」って言ったあと「どうぞ」って言った時は鳥肌が止まりませんでした笑 たまこまーけっとシリーズは笑って泣ける最高のアニメ&映画でした。
ありきたりなラブストーリーで、少し薄っぺらく思えたが、京アニファン...
ありきたりなラブストーリーで、少し薄っぺらく思えたが、京アニファンなので損したとは思わなかった。
余計なものを排し、とことん「青春」と「ラブストーリー」にこだわった。
もともと製作会社が得意とする
青春時代の日常描写の雰囲気の良さを活かしつつ
ラブストーリーの(始まりの)起承転結をよく、この時間でまとめたなぁ、と。
笑いあり、ドラマあり。
鑑賞後爽やかになれる作品です。
TVアニメの劇場版ということで。
そちらのほうは未視聴です。
いやね。
私自身が短い間に、青春恋愛ジャンルものを何回も観ていますので
多少色眼鏡が入っているかもしれません。ご了承ください。
元々男性視点で描かれる青春映画って
鑑賞者層に「あぁ、そうだったな」と思わせる為に
敢えてその時代の結末を出さない描写が普通じゃないですか。
「あの頃は苦い思い出だったな~」で終わらせる為にもね。
そこで、結末を出した途端に共感性が薄れるみたいなね。
お前の恋愛成功譚観に来ているんじゃねぇんだぞと。
すみません、言い過ぎました。
この作品はちゃんと恋の(始まりの)起から結までを描き切ります。
あくまでも始まりなのでラブラブ描写は一切ありません。
(お前らまどろっこしいな、いいぞもっとやれ、という描写はたくさんありますが)
話の主となるラブストーリーにおいて、
感情描写は主人公とヒロインの両方の視点から、とても分かり易く描かれているので
「アイツ、何考えてるのかさっぱり分からない…」と、返事を溜めさせられて悶々…ということもなく、微笑ましく観ることができます。
また、タイトルがラブストーリーと銘打ってはいますが
実際はそれと同じくらいのボリュームで日常風景も描かれており、その事が作品自体の雰囲気を緩いものにしています。
いわゆる日常系の青春画みたいな感じですね。
緩い雰囲気の中で流れていく日常。
戸惑いながら一歩一歩前に進んでく成長の跡。
振り返れば赤面したくなるような突拍子もない行動。
高校生の青春の一頁ってまさにこういうものじゃないでしょうか。
この作品にはその全てが良いバランスで詰まっており、
またそれ以外のややこしいストーリー描写は
一切ありません。
観賞後の清々しさはそこから来るのだと思います。
もちろん実写では有り得ないような
アニメならではのご都合展開的なストーリー描写もあるかとは思いますが、そこはご愛敬で。
なお、実際のレビューについてですが
いわゆるステマっぽい
(本作品のレビューだけ満点で投稿して他の作品のレビューを全く書かない俄のような)
レビューがやや散見されますので4.0としています。
もち蔵!
普通にいいお話で、青春を楽しめるのはうらやましいと思いました。その頃には気がつかない、気持ちの揺らぎが言葉はもちろんですが、絵にもしっかり表現されていました。ものがたりは、みどりちゃんの片思いがかなりアクセント効いていた‼︎進路に迷い、恋もして、友達も思い出も大切、な子供でもなく大人になりかけな等身大の10代が描かれ、なんともリアルで感情移入度がかなり高いです。もち蔵目線から始まるものがたりが、告白のくだりからたまこへ。ふわふわしたたまこへの気持ちが、とても柔らかく描かれていてステキでした。もち蔵かわいいぞ‼︎
切なかった
言葉は少なくても、気持ちが映像から伝わる最高の映画でした。展開は題名の通り、告白がメインですが、その過程が切なくなったりドキドキしたり笑えたりで、こうやってようやく一つ成長ってするんだなと思いました。
ヲタクにこの映画はキツくねーか?w
アニメ版の方を何度も観るくらい好きだった
だから続編の映画って聞いて喜んで
一人で映画館に公開初日に行きました
けいおん作った人だけに
女の子の描き方可愛いなー
なんや叫ぶシーン好きねw観てて青春してるなーって思えて好き
アニメ版では一歩踏み出せないモチゾウ君が
今作では観てる人達も気持ちがいいくらい攻める
更に告白を受けた たまこちゃんは…
世界が変わる!
今までと違う世界に入って戸惑う!戸惑う!
可愛い!なんて可愛いんだ!
萌え死にしてしまう!
あのシーンを一人で映画館で観に行って萌え死にそうになったのは
そう僕です!(世界で一番キモい人)
たまこちゃんの友達も皆優しくサポートするんだけど
なんか皆色々な支え方があるんだな
みどりちゃん大人になったなぁ
早く大学行って幸せになってきてくれ!
ま、そんな事言ってる俺は死ぬまで独身さ!
はーぁ…
こんな感想の人多いんじゃない?w
でも大事なのは
欲しいものを手に入れたいのなら
恐れを捨てて勇気を持つ事なんだなー
まぁ個人的には
もうフラれても東京行くし
くらいの気持ちでたまこに告白したんだろうなーって思う
東京行っても浮気なんてしないだろうけどさ!
さっ、おじさんは仕事行く準備でもしよ…
全11件を表示