たまこラブストーリーのレビュー・感想・評価
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まさかこんなに面白いなんて!
たまこまーけっとが映画化されると聞いて、TVシリーズがあまり好きじゃなかった自分は驚きました。
だが、公開されるやいなや各所でやたらと評判がいい。
これはどういうことかと興味が湧き、この映画を観たのですが、想像以上に面白かった!
アニメが好きな人、アニメがあまり好きではない人、みんなが楽しめる作品でしょう。
恋愛は、誰もが経験する物語なのですから。
『Everybody Loves Somebody. 誰かが、誰かを、好きになる。 いつか誰でも恋をする。 僕が君を見つけたように』
まあまあ
アニメの劇場版であり、私自身は映画だけみました。内容はなんか普通?たぶんTVでやってたアニメのファンが見たら楽しいと思う…
ちょっと興味があってみたけどいまいち。話自体はにやける感じのアニメでいいけど、一つぐらいアクセントになるような、キャラクターがいてもいいとおもう。
青春という映像表現
見ていて山田尚子監督が映像表現で青春を描こうとしている印象を受けた。その映像表現は主に、ピントと色味。簡単に言えば古いビデオカメラで撮影したかのような印象。これを見た大人は思い出を見ているような感覚になるのかもしれない。青春を見せるターゲットは青春真っ只中の学生以上に、青春を終えた大人たちなのかもしれない。
ラストはとくに素晴らしかった。
やや中弛みする部分もあったが見終われば満足のいく映画だったと思える。
ありきたりなラブストーリーで、少し薄っぺらく思えたが、京アニファン...
ありきたりなラブストーリーで、少し薄っぺらく思えたが、京アニファンなので損したとは思わなかった。
退屈そのもの
TVアニメの続編だということを知らずにポスターだけで観たのが悪いと言われればその通りだが,登場人物の最低限の説明もなく全くわからない世界に.とは言え,背景は想像で話は理解できたが,退屈そのもの.
幼なじみの青春ラブストーリー
テレビ放送の本編では異常と言えるほど全く進展がなかったたまこのラブストーリーを一気に掘り下げた作品。恋に免疫がない女子が、幼なじみで仲のいい男子から想いを伝えられるという話。幼なじみで仲がいい男友達としか認識していなかった高校3年生女子の心模様が非常に大胆かつ繊細に描かれており見応えがあった。本編を見てなくても楽しめる内容だと思います。
単調なストーリーで正直うーん。
テレビからずっと見てきた作品だが、キャラがひとつないせいでインパクトに欠ける。
主人公の恋愛部分に焦点を当てたかったのかもしれないが、実際見たいものではなかった。
そんなところはあまり見ないでいいのがこの作品だと思っていただけに残念である。
動きや絵柄は綺麗でいつもの京都アニメーションの実力どおりというところを見せたが、ぱっとしない作品だった。
THE・青春
良かったです。
テレビ版ではあまり好きじゃなかったもち蔵が、今回はすごくかっこよかったです(ヘタレだけど)。
それからたまこの想いがリアルに伝わってきて切なくなりました。
みどりちゃんをはじめ周りのキャラ達もそれぞれいい味を出していました。
最後はとても温かくて、続きが見てみたいです。
忘れてた気持ち
見ている途中から、感情ってこんなにあったっけ?っていうくらい色んな感情が溢れて涙が止まりませんでした。
と同時に、こんなにたくさんの感情を忘れてたんだと気づきました。
なめてました、完全になめてました。
ごめんなさい。そして本当にありがとう。
立ち止まった時、何か忘れてるな、最近ちょっと笑えてないな、そう思った時もう一度、いや、何度でも見たい作品です。
この作品に出会えて良かった。
こんなに幸せな気持ちになる映画はないと思います。
この映画を作った皆様に感謝します、本当にありがとうございました!
"ちゃんと伝えたい"って気持ち
幼なじみの男の子が勇気を出して告白して、告白された女の子はあたふたしちゃって混乱するとか、一つ一つの場面の甘酸っぱさと来たら(笑)TVシリーズが例えるなら『サザエさん』みたいな作りだったから、劇場版の方向転換は個人的にはグッジョブです!
山田監督の映画は『劇場版 けいおん!』でもそうだけど、ニヤッとさせたりホロッとさせたりと、人の"温かい"側面を描いてて、でもそれだけにしないのが抜群に上手いって思い出して感じるんだよね。一度だけでいいからこの人の実写映画見てみたい。松竹か東宝のメジャーな映画で。
今年1番のアニメ映画最有力候補!…いや、決定!?
「涼宮ハルヒの憂鬱」「けいおん!」などで知られる京都アニメーションによるオリジナルTVアニメ「たまこまーけっと」の劇場版。
…ん? ラブストーリー!?
お餅が大好きな餅屋の娘・たまこが暮らす商店街に、南の島の王子様の花嫁探しに喋る鳥のデラがやって来て…というのがTVアニメ版の主なあらすじ。
毎回起こる珍騒動をゆる〜く描いた、人情&ちょっとファンタジー&日常系のほんわかコメディ。
ラブストーリー要素はほとんど皆無。たまこの幼馴染みでライバル店の息子・もち蔵がたまこに片思いしているのだが、たまこの頭の中はお餅の事だけで、気の毒なくらい一方通行…(ToT)
なので、こんなサブのサブのサブエピソードを今回メインに持ってくるなんて意外だったが、逆に新鮮で見たいと思わせた。
そしてそれが功を奏した。
高校卒業間近のたまこたち。普通に家業を継ぐ事を考えていたたまこだったが、ある日、もち蔵が勇気を持って告白する! 超鈍感なたまこもさすがに動揺し…。
キラキラと輝き、甘酸っぱい、素晴らしいラブストーリー!
いや、単にラブストーリーと括ってしまうのは勿体無い。
不安もあるけど沢山の可能性に満ちている将来へ一歩踏み出す、見事な青春ストーリー!
登場キャラたちの細やかな心理描写、実写のような美しい映像…。
「けいおん!」でも等身大の女の子たちの姿を共感たっぷりに描いた山田尚子監督らスタッフの手腕は賞賛に値する! そこら辺の実写映画なんか足下にも及ばない。
アニメを見てこんなにキュンキュンしたのは、おそらく「君に届け」以来(照)
でも、女の子の憧れの印象が強かった「君に届け」より、ずっとリアルな青春がここにある!
GWの公開作だったが、地元の映画館ではようやく今になって公開。
観た人の評判がメチャクチャ良く、公開されるのを密かに待っていたが…待ってた甲斐があった!見て良かった!
温かくて、可愛くて、最高の幸福感と爽やかな気持ちで映画館を出られる。
正直、TVアニメ版はそこまで面白いと思わなかったが(「けいおん!」の監督の新作という事でただ見ていたようなもの)、この劇場版で本アニメは大きく株を上げたと言えよう。
今年を代表するアニメ映画は「アナと雪の女王」だろうが、僕はこちらに一票!
尚今回、本編にデラは登場しない。
同時上映の短編に登場。
南の島に戻ったのに、相変わらず太ったままのデラちゃんだった(笑)
あまり期待しないで行った
TVアニメの方は見ていなかったが 、それでも大丈夫という方が居らしたので行ってみた…。
すると、ほわほわした空気感。なんとも居心地が良い。
映画けいおん!と同じく、人物のなにげない仕草が細かく表現されていて、やっぱり演出が上手いなぁと思う。物語の中で、人物が動いているのだけど台詞も音楽も無く、なにげない仕草と生活音だけが聴こえるシーンが幾度とあるのだけど、そこは特に日常感が出ていてお気に入りです。アニメ映画としては、音が生活音だけという場面に新鮮さを感じました。台詞とか音楽が無くても、きっとこれだけでずっと観ていられます。
また、主人公たまこのキャラクターがとても輝いているためか、映画を見た後も(謎の)キラキラした気分が持続した……すごい。
苦い
アニメの内容ほとんど
忘れてしまってたけど結構楽しめました
内容はまさに鉄板なラブコメだけど
幼馴染と付き合って別れたことがあるから
なかなか胸に刺さりました
こっちもあーって叫びたくなる
二次元で綺麗すぎるとこもあるけど苦味も感じて見てよかったと思える映画でした
余計なものを排し、とことん「青春」と「ラブストーリー」にこだわった。
もともと製作会社が得意とする
青春時代の日常描写の雰囲気の良さを活かしつつ
ラブストーリーの(始まりの)起承転結をよく、この時間でまとめたなぁ、と。
笑いあり、ドラマあり。
鑑賞後爽やかになれる作品です。
TVアニメの劇場版ということで。
そちらのほうは未視聴です。
いやね。
私自身が短い間に、青春恋愛ジャンルものを何回も観ていますので
多少色眼鏡が入っているかもしれません。ご了承ください。
元々男性視点で描かれる青春映画って
鑑賞者層に「あぁ、そうだったな」と思わせる為に
敢えてその時代の結末を出さない描写が普通じゃないですか。
「あの頃は苦い思い出だったな~」で終わらせる為にもね。
そこで、結末を出した途端に共感性が薄れるみたいなね。
お前の恋愛成功譚観に来ているんじゃねぇんだぞと。
すみません、言い過ぎました。
この作品はちゃんと恋の(始まりの)起から結までを描き切ります。
あくまでも始まりなのでラブラブ描写は一切ありません。
(お前らまどろっこしいな、いいぞもっとやれ、という描写はたくさんありますが)
話の主となるラブストーリーにおいて、
感情描写は主人公とヒロインの両方の視点から、とても分かり易く描かれているので
「アイツ、何考えてるのかさっぱり分からない…」と、返事を溜めさせられて悶々…ということもなく、微笑ましく観ることができます。
また、タイトルがラブストーリーと銘打ってはいますが
実際はそれと同じくらいのボリュームで日常風景も描かれており、その事が作品自体の雰囲気を緩いものにしています。
いわゆる日常系の青春画みたいな感じですね。
緩い雰囲気の中で流れていく日常。
戸惑いながら一歩一歩前に進んでく成長の跡。
振り返れば赤面したくなるような突拍子もない行動。
高校生の青春の一頁ってまさにこういうものじゃないでしょうか。
この作品にはその全てが良いバランスで詰まっており、
またそれ以外のややこしいストーリー描写は
一切ありません。
観賞後の清々しさはそこから来るのだと思います。
もちろん実写では有り得ないような
アニメならではのご都合展開的なストーリー描写もあるかとは思いますが、そこはご愛敬で。
なお、実際のレビューについてですが
いわゆるステマっぽい
(本作品のレビューだけ満点で投稿して他の作品のレビューを全く書かない俄のような)
レビューがやや散見されますので4.0としています。
すべての映画ファンのために
「たまこラブストーリー」間違いなく傑作です。
よく練られた脚本、工夫を凝らした演出、効果的な音楽の使い方、クライマックスのカタルシス、鑑賞後の余韻。映画の持つ面白さ・楽しさが凝縮された作品です。
山田監督の映画に対する愛情がこめられた本作を一番見ていただきたいのは、普段アニメを見ない映画ファンの方々です。アニメーションの持つ新たな可能性を発見いただけると思います。
宝物のような作品を生み出した山田監督をはじめとする京都アニメーション制作スタッフの方々、キャストの方々、本作品の全関係者の方々に感謝いたします。本当にありがとうございました。
もち蔵!
普通にいいお話で、青春を楽しめるのはうらやましいと思いました。その頃には気がつかない、気持ちの揺らぎが言葉はもちろんですが、絵にもしっかり表現されていました。ものがたりは、みどりちゃんの片思いがかなりアクセント効いていた‼︎進路に迷い、恋もして、友達も思い出も大切、な子供でもなく大人になりかけな等身大の10代が描かれ、なんともリアルで感情移入度がかなり高いです。もち蔵目線から始まるものがたりが、告白のくだりからたまこへ。ふわふわしたたまこへの気持ちが、とても柔らかく描かれていてステキでした。もち蔵かわいいぞ‼︎
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